銀魂裏恋(裏夢小説)
3z土方:変態、甘裏。1


なんで、そう思ったのかは分からないが。
ふと、沸き上がった欲求。



『お前の歌が聞きたい』








『え゙?!……いいけど…あんまり人のいるところだと恥ずかしいから……』


そう言って、美穂は俺を教室の外に連れ出した。






向かった先は、音楽室。


合唱部が休み、ということで誰もいない。







そんな、静かだった部屋に……




美穂の唇から、紡がれる優しい旋律が響いた。





のびやかな美穂の声は、心地好く俺の耳に染みていく……



歌なんて、よく分からねぇが……
とにかく、良いと思える。


俺はしばらくの間


歌声に酔いしれ



夕日に照らされた
美穂の顔と
歌詞をなぞる美穂の唇に



見惚れていた……

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