銀魂裏恋(裏夢小説)
退:微甘。6


「………あ!」





美穂ちゃんは小さく悲鳴のような声をあげた。




猫が、急に目をさまして美穂ちゃんの膝から飛び下りたのだ。




それから、塀の方に歩いていくと。




器用に、木を登って屯所の外へ出ていった。




わずか数十秒の出来事だった。





「ああ…猫、逃げちゃった……」





美穂ちゃんが残念そうに呟いた。

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あきゅろす。
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