銀魂裏恋(裏夢小説)
退:裏。3


「…あれ?着替えてないの?」




美穂ちゃんは、制服じゃなくて体育着のまんまだった。
いつもなら、体育着で帰るのいやがるのに…




「…女子更衣室のシャワールーム壊れてて……汗臭くなるの嫌だったから制服着たくないんだ」



「そうなんだ……でも、気持悪くない?」






美穂ちゃんは思いっきり首を振った。





「悪いに決まってるでしょっ!も、汗拭いたけどベタベタで気持悪いし、体育着も濡れてるし……いいなぁ、男子更衣室は大丈夫なんでしょ?」







「ああ、うん。ふつーに使えたよ…………借りちゃったらいいんじゃない?」








……俺は、もちろん冗談のつもりで言ったんだよ?



なのに、さ。





「…それも、ありかも」
美穂ちゃんが妙に、納得しちゃって。



幸か不幸か、男子更衣室に行ってみたらだぁれもいなくて……



今に到る………ってわけ。

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