銀魂裏恋(裏夢小説)
3z沖田:裏夢。3
うーん。
そろそろあたしたちも帰った方がいいのかなァ…
……いやいや、
せめてこの問題解き終えてからにしないと…
一瞬、魔が差したもののあたしは再び数学の問題とにらめっこを始めた。
……ううっ…
わかんない……
てゆーか、
なんで数学なんて人間がやんなくちゃいけないわけ?
人間、九九ができればなんとかなるって
…誰かが言ってたらいいのになぁ。
あー、教科書とか全部燃やしたい……
………と頭の中がいいかんじに逃避行動に走り始めた時。
フワっ…
「……?」
両肩に、何かが乗っかってきた。
そして……
ギュッ
それが、あたしの肩を強めにはさみこむ。
「!!」
鈍い痛みが、肩に走ってあたしは声にならない悲鳴をあげた。
「……ガチガチ、だねィ」
あたしの肩におかれたのは、総悟の手。
あたしの横でだらけていた総悟は、
いつのまにかあたしの席の後ろに立っていた。
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