銀魂裏恋(裏夢小説)
沖田:甘夢。16
綺麗な、瞳に心拍がまた上がる。
ああ、もう。
どうにでもなっちまえ……そう思った。
「…また、……手ェ繋ぎやしょう………って言ったら駄目ですかィ?」
ようやく、絞りだした言葉は
カッコ悪くて、
ヘタレていて。
……まっすぐには、思いを伝えられなかった。
花のような君の前で、
俺は最後まで
素直になれない…
それでも。
「……!……は…はいっ……」
また、美穂に会えるんだから
結果オーライ…ってやつでィ。
次に会うときは。
俺は
『彼氏役』ではなくて本当の『彼氏』。
その時こそ。
惑うことなく、
思いを伝えまさァ。
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