銀魂裏恋(裏夢小説)
沖田:甘夢。3
「……なんでィ、それ……」
俺のあきれ顔を見て、近藤さんが慌てた。
「いや、今から断るとか無しだからな。引き受けるって言っただろ?」
「……こんなことだってわかってたら頼まれませんでしたぜ。こういうのは山崎のほうが得意だろィ?」
「……山崎は今、別の任務にあたっていていないぞ」
……ちッ。
肝心なときにいないなんて、ジミーのくせに生意気でさァ。
「……それに、な。隊の中で年が一番近いのはお前なんだよ…。な、総悟。これ、すっごく必死な様子で頼まれたんだよ。俺、断るわけにいかないんだよ……!!」
…ったく、お人好しもいいところでさァ…。
俺は、小さく溜め息をついた。
「……休みの埋め合わせは、あとでちゃんとしてもらえるんですかねィ……?」
近藤さんが、大きく頷いた。
……一応、さっきYESを出してしまったんでねィ。
引き受けるしか、ないでさァ…
「……わかりやした。美穂とかいう女の一日彼氏役、やらせてもらいまさァ………」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
無料HPエムペ!