HEART's(裏夢小説)
この変態は!7


『と、いうことで今日からハートの海賊団の一員になる"ミユ"ことミユです!!よろしくねー』

「「「うぉっしゃー!!」」」



うん。なんだかわからないけど皆喜んでる。

よかったよかった。これなら早く仲良くなれそうだ。



宴だー!というクルーの一言により、どんちゃん騒ぎが始まった。



「ミユ、飲め」

『おぅ…、ペンギンか。初めまして、そして私はお酒飲めません』

「そんな堅いこと言うなって。お前の歓迎会なんだからさ」




いや、飲む飲まない以前の問題でお酒は飲んだことがないんだけどな。

なんて言おう。







……ま、いっか。



『お言葉に甘えて一口いただきまーす』

「お前、船長のこと好きなのか?」


ブフォッ!!



「(わかりやす)………」



な、なんで知ってんの!

ってかせっかくのお酒がぁ…。服がビショビショだ。ペンギンもなんでこう、タイミング良いのか悪いのか。

……はぁ。





…着替えよう。



『ちょっと、着替えて来るよ』

「おぅ」



ペンギンにそういい、船長室へと向かう。


カチャッ


開けてみればローはいない。そういえば、今皆飲んでるからお風呂入るチャンスかも。

適当に服をとって、お風呂場へと向かう。

んー。


ここどこだ?←ぇ



「こんなとこで迷子か?」

『うん、そう………。ってロー!』

「風呂か?」



迷っていると、お酒片手に歩いてきたロー。


お風呂場の場所を聞こうとすれば、私の荷物を見て察してくれたみたい。



「ついて来い……」



面倒臭そうにそういう彼。でも案内してくれるようで、歩きだした。

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