HEART's(裏夢小説)
この変態は!4
「あ、ミユだ!!」
「くそっ、奴らはグルだったのか」
あ、やっと気づいたの。
んじゃあここからが私の出番かな?
『それじゃあロー達、下がっていいよ。ここは私に任せて』
「俺に命令するな」
『………。了解!船長さん』
私とローが前に立つ。
俺様なロー様も素敵!!私、重症って感じするけどローが大好きだからしょうがない。うん、しょうがないの!
左側の腰にぶら下げている剣を抜き構える。その姿にローは不思議がってこちらを見る。
『HIDEっていう技で隠してるの。私の愛刀、"紅桜"』
「俺の邪魔はするな。後は好きに戦え」
私はローの邪魔なんてする気は毛頭ない。そんなに警戒して釘を刺さなくても大丈夫なのに。
そう思いながらも、剣を構えて走り出す。
急所を外して斬っていく。あんまり殺したくはないし。
だからといってまた向かって来られるのも困る。だから足の健や柄を鳩尾に深く当て気絶させる。
あ、ちなみにさっきのVOIDに入った海兵も死んではいない、はず。さっき解いたし。
数分もしない内に海兵で立っている者はいなくなる。
私たちはそのうちに、船へと向かった。
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