降谷に抱かれて(裏夢小説)
快感が奥底へ
「そう、もっとお尻・・・高く上げて。」
言われた通りに、獣のような姿を晒す美紀。
そんな美紀の腰に手を添え、零は自身を再び美紀に送り込む。
「あんっ!あああああっ!」
再び押し広がる快感に、美紀は体を反らせて応える。
パンッ、パンッと体がぶつかりあうたび、快感が奥底へ送りこまれる。
「ふあっ、はあ、ああん!あんっ!いいっ!ああああっん!」
バッグから、対面座位、最後は正常位と体位を変え、次々と届けられる快楽に、美紀は一人で何回もイってしまった。
「せ、せん、ぱ・・・も、もう、らめぇ・・・。あんっ、ああっ!はああんっ・・・んっ!」
「お、俺も、もう・・・ダメ・・・だっ。はあ、はあ、最後・・・イク・・・ぞ・・・。」
「はあ、キテ・・・来てぇ!あんっ、あああんっ!あっ、イイいいいいっ・・・!」
事を終え、落ち着いた二人は、ベッドに横たわっていた。
美紀の目隠しは外されていたが、二人は仰向けになったまま、まだ目を合わせられず、無言でいた。
ベッドの中、先輩は、そっと美紀の手を握ってきた。温かい先輩の手。
「なんか疲れた。おやすみ」
ぶっきらぼうにそう言うと、零は目を閉じてしまった。
「おやすみなさい。」
美紀も優しくその手を握り返すと、そのまま眠りに落ちていった。
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