R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
初めての夜3


「…え?!」

タケルの其処は布越しでも分かるくらいに熱くなり、勃起してるのが分かった。
俺がビックリした顔でタケルの顔を見ると、少し顔を赤くしながら耳元で囁いてきた。
こんな表情を見せるタケルなんて初めて。

「俺だって風呂でヤりたかったさ。でも、今日はベッドの中にいくまで我慢してたんだ。サトシと暮らして初めての夜はベッドの中でって決めてたから」
「………」
「でも、お前は一緒に風呂入ってきちまうし。大変だったんだぞ、気付かれないように出て行くの」
「………」

タケルがそんなこと思ってたなんて。
俺だけじゃ無かったんだ。
一緒に暮らすことが、わくわくしていたのは…。
なんかそんなタケルを見ていたら怒ってた自分がバカバカしくなって。

「何が可笑しいんだよ?」
「ううん、何でもない。だったら今日はたくさん気持ちよくしろよ?」
「もちろん、足腰立たなくなるまでな…」

タケルの首に腕を絡めると、唇を重ねた。
サイテーだと思っていた夜が、サイコーの夜へと変わっていった…。

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あきゅろす。
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