R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
裏筋を舌先で2
顔を近づけて唇を開き舌を少し出すとゆっくりと先輩のモノを口内へと導いていく。
何度も口淫を強いられていくうちに、先輩のをどう愛撫すると一番気持ちイイのかさえも、頭なんかじゃなく体で覚えていた。
双珠を優しく揉みながら、裏筋を舌先でゆっくりとなぞって行く――
他の先輩たちもそれぞれに一番イイ愛撫があるんだろうけれど、どうしても覚えていることができない。
先輩のだけ……。
こうすると先輩はいつも眉間に皺を寄せて、熱っぽい吐息を何度も口から漏らしていた。
この表情が熱い吐息が鼓膜を刺激していく。俺のモノも勝手に熱くなり、先から透明な厭らしい液を溢れ出していた。
唾液でモノをテラテラと滑らせて、口に入りきらない部分を親指と人差し指で輪を作り上下に扱いていく。
先輩の先走りと唾液が混ざり合うと動かすたびにクチクチと卑猥な音が響き、倉庫の中が淫猥な空気に帯びて行く。
「んんっ……んむっ……」
「ぅ……は、ぁぁ……」
口淫の音と共に聴こえて来る、先輩の小さな喘ぎ声。
鼓膜が刺激されて自分のモノを愛撫していないのに、先端から透明な液が糸を引きながら流れて行く。
自分のモノも扱きたくて空いている手で掴むとゆっくりと扱きあげていこうとしたが……。
「……松山…ナニしてるんだ……」
「ぁ……」
途切れ途切れに上から聞こえてくる声に、体がビクっと小さく跳ね上がった。
それと同時に髪の毛を掴みあげられて口から先輩のモノが離れ、口とモノが透明な糸で繋がれている。
手は自分のモノに添えられたまま上気した表情で、それでいてどこか怪しい笑みを浮かべた先輩を見つめていた。
「ナニしてたんだよ、松山?」
更に問いかけてくる。
普段の俺だったら羞恥心なんてものは無い筈なのに、二人きりというこの設定がそれを煽ってくる。
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