R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
喘ぎを漏らし7


自分の腹に白濁が飛び散っている。
俺だけでなく、先輩のシャツにも白濁が飛び散っていた。

「っはぁ…はぁ…すみません、先輩のシャツ…」
「ああ、いいよ。どうせそうだろうと思ってブレザー脱いだんだし。それより四つん這いになってケツこっちに向けろ。ちゃんと穴が見えるようにな」
「はい……」

返事をするとおずおずと先輩に背中を向け、四つん這いになる。
腰を高く突き出して、片方の手で尻たぶを開き、自分のソコが先輩に見えるように…。
下半身がスースーするけれど、中は蕩けそうなくらいに熱く火照っている。

「松山のすげえヒクヒクしてる。そんなに欲しいのか?」
「んっ、欲しいです…」
「男のくせして…そんなにケツに突っ込まれるのがイイのかよ」
「早くっ…先輩ので俺の中をいっぱいにして下さい、掻き回して欲しいんです…」

顔を赤らめながら言うと、見なくても先輩の顔がニッと笑っているのが分かる。

でも…。すぐに先輩は俺を抱こうとしない。
早く欲しいのに…。
振り返って先輩にねだろうとすると、口の中にハンカチが押し込められた。

「…んんっ…」
「お前の声でかいからな。いくら人気がなくっても誰かに聞かれたらマズいだろ?お前の友達が通るかもしんないし。でも、覗きの奴には見られるかもな…。
お前の勃起しながらひぃひぃ喘ぐ姿見て自分の扱いてるかもしれないぜ??」

先輩の言葉を聞いた瞬間、体がブルッと震えた。
快感で忘れかけていた。ここはいつもの体育倉庫や図書室じゃなく、外だったんだ。
薄暗くなったとはいえ、誰が来るか分からない。
麻痺しかけていた羞恥心が甦ってくる。


「ヤってる音ぐらいは聞こえるけな…ほら、俺の食えよ」
「っ…――んんっーーーー!」


先輩は楽しそうに言うと尻たぶを割り開くと、俺の中へ一気に昂ぶりを埋めてきた。
背筋から走る刺激にくぐもった嬌声があがる。
先輩が律動を繰り返すたびに、結合部からはグチグチと濡れ音と、肉のぶつかる音が響いている。
口で呼吸が出来ず、鼻息が荒くなり…。
それでも先輩は止めようとはせず、動きを早め、手は俺のモノを握り、動きに合わせて扱いていく。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!