R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
喘ぎを漏らし6


ズボンと下着を足元まで降ろされると、自分で足から外し下半身を剥き出しにした。

「松山のもう先っぽぬるぬる」
「んっ…先輩早く…」

見るだけでなかなか触ってくれない先輩の手を取ると、腰を突き出して勃起したモノへと導いていく。

「ちょっと待てって…」

先輩は俺のモノから手を離すとブレザーを脱いで、ズボンの中から自分のモノを取り出した。
先輩のモノもすでに勃起していて、それを見ると体の奥から熱がジンジンとこみ上げてくる。
先輩は自分と俺のモノを二本一緒に掴むと、裏筋が擦れるように手で扱き始めてきた。

「っ…は…ぁっ…いい…」
「んっ…松山のすげえヒクついてる」

声が少し上ずりながら耳元に囁いてきた。
吐息と唇が耳に触れ、俺の口からは熱い吐息が漏れる。

「外ってそんなに興奮するか?」
「アッ…します…気持ち…良いっ、です…」

扱かれる度にクチュクチュと濡れ音が響き…
誰かに見られるかもしれないと言うスリルが、今までにない快感を誘う。
肌に触れる外気の冷たさとは反比例して、体内に込み上がる熱。
膝から下にかけて力が抜け、先輩の肩にしがみつきながら、快感に打ち震えていた。

「あ、はぁっ…先輩、俺、立ってられ…ない…」
「っく…、もう少し立ってろ…」

なんとかふんばろうと爪先に力を込めようとするけれど、感覚が麻痺し…。
肩に回していた手が外れて草の上に座り込んでしまった。

「立ってろって言っただろ」
「…はぁ…はぁ…すみません…」

潤んだ瞳で見上げると、先輩の紅潮した顔とモノが視界に入る。
先輩のモノはヒクヒクしながら透明な液を滲ませていた。
仕方ないな…という表情を浮かべると俺を草の上に押し倒し、お互いのモノの裏を合わせて腰を動かし始めた。
先輩の腰が動く度に裏筋が擦られ、体がビクンと跳ね上がる。

「ひぁっ…んッ、イイッ」
「松山も腰、動かせよ。擦りつけられねえだろ?」
「んふっ…あ…はぁっ…ああっ」
「やりゃできるじゃねえか…んんっ…」

先輩の動きに合わせて、クチクチと音を立てながら腰を揺らす。
徐々に動きが早くなり…。

「っ…先輩、もう…――ッ!!」


一際高い嬌声を上げると、俺はあっけなくイってしまった。

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