R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
手錠で拘束して固定3


お客様は僕の腰の下に幾重にも織ったシーツを入れて、腰を浮かせる。



まさか……?!
そう思った時には遅かった。
ローションで濡らされた手袋を嵌めた指が1本も挿入された。

『まず1本』

指の肉感とは違う感触。
さっきまでモノを受け入れたそこは何の抵抗も無く受け入れる。

『2本』

お客様は腸壁を擦り上げたり、指を広げたりしてくる。

『3本』

ゴムのキュッという音が聴こえて来る。
少しずつ内部に圧迫感を感じて、自分でも次が限界だと思った。

『4本』

親指以外が全部中へ入っていくのが分かった。
窄まりの皺も伸び、ギチギチとお客様の指を締め付けている。
手を前後に動かし、僕の反応を見ている。
ブチュ、ズチャと音を立てながらお客様の指を受けていた。

僕はといえば、恐怖と快感の狭間にいる。
気持ちよくてどうしようもないけれど、腕なんて入らない…。
喘ぎを漏らしながら、顔を左右に振り無理だという事をお客様に訴えていた。


『ほらいくぞ…』


恐怖への誘いにしか聞こえない。首を持ち上げ、懇願する。
お客様と目が合うと僕に向かってニコッと笑っていた。

『息を吐くんだ…切れるぞ』

お客様は指をギリギリまで引き抜くと、5本の指を窄めゆっくりと挿入してきた。


さっきまでとは比べ物にならない。
圧迫感なんて通り越していた。
親指が入る時には窄まりは限界を超え、皺なんて無いくらいに引き伸ばされる。

『―――ひぎぃぃっ!!…痛い!…無理ですっ!!お願い、抜いてぇぇぇっ!!』
『まだ入ってない、しっかりするんだ。裂けてもいいのか?』

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