R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
手錠で拘束して固定1


6畳ほどの部屋にベッドが一つ。
他にあるものといえば、小さな棚があり、その中に様々なものが入っている。
腕の太さほどもあるディルド、麻縄、リング、手錠、ローション、拘束具などなど…。
たいていの人はこんなモノは使用しないけど、稀にこう言った趣味を持っている人がやってくる。
手錠なんか使う人はまだ優しいほう。

つい1週間前に僕を指名した人なんて、人が泣き叫ぶ姿が余程好きだったんだろう。
フィストファックをしようとしてきた。

さすがにこれはダメだと言っても聞き入れてくれない。
しまいには僕の腕を手錠で拘束してベッドのパイプに繋ぎ、両足を左右に思いっきり開かされ縄で固定された。


『金を払ってお前を気持ちよくさせてやるんだ、これぐらいはヤラしてもらわないと…』


ギラギラした目をさせて、お客様は手袋をはめてローションを僕の窄まりに塗りつけてきた。
塗りつけるだけじゃない、チューブの先端部分を中に突き刺して、ローションを流し込んでいく。

『…はぁ…んっ、ああ……ッ』

僕の体も正直なもので、こんな事で反応してしまう。
ヌルヌルした感覚が直腸に直接感じていく。
萎えていたモノも徐々に頭をもたげ始め、弄られてもいないのにヒクヒクと小さく躍動し始めていた。

お客様はそんな様子を見ると煽られたようで、服を脱ぎいきなりモノを突っ込んできた。

『あぐっ……いた…い、もうちょと、慣らして…あっ…』

小さな痛みが体に走る。
いくら毎日使っている場所とはいえ、いきなり勃起したモノを入れられたら適わない。
もう少し慣らして欲しいとお願いをしてもお客様は聴く耳を持ってくれなかった。

『んっ…君の中は、私を誘っているよ。それでも止めろと言うのか…』
『でも…ひぁっ、ぅっ…あ、ああ…』

中年太りの弛んだお腹を揺らしながら腰を打ち付けてくる。
濡らされたせいで滑りも良く、パンパンと肉のぶつかる音と、結合部からグチュグチュと粘着質のある濡れ音が部屋に響く。

最初は痛みがあった行為も、少し立てば快感へと変わっていった。
頬を紅潮させ、前立腺を擦って欲しくて腰を揺らしている。
そんな僕の変化に気付いたのか、お客様の動きは益々早くなっていく。

[次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!