R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
悲鳴を上げるくらい1


(あれからもう何日経ったんだろ……)
ベッドの上で少年は動くことも出来ず、天井を見上げていた。



あの日、男に連れ去られてからずっとここにいる。
両手は手錠を嵌められ、そのままベッドのパイプに鎖で繋がられている。

男はどこかの会社に勤めているらしく、朝になると少年から離れて部屋から出て行く。
その時間が少年の唯一の身体を休める事が出来る時間。
男が帰ってくると、少年に食事を与えて、首輪に鎖を付けたままトイレへ行かせる。排泄の時間だ。

そのままシャワーを浴びて身体を綺麗に洗ってくれる事もある。
その時はそこで少年は、男に犯されていた。
シャワーを浴びさせてくれない時は、男の舌で全てを綺麗にさせられる。

最初は身体を捩って抵抗をしたりしていたけれど、何度もやられているうちに快感を覚えてしまった。
嫌だと言っても少年の幼いモノは頭をもたげ、先端から透明な液体を滲ませる。

「ねえ、君のおちんちんからイヤらしい汁が出てきてるけど…ン」
「…あ、くぅ…あ、アアッ…んふっ…」

男は少年の顔を見上げながら、モノを握り先端の穴を舌で穿るように愛撫する。
少年は瞳にうっすらと涙を浮かべ、頬を高潮させる。
初めのうちは抑えていた喘ぎも、今ではとどまる事がない。
男の口中に広がるしょっぱい味が、甘美なものへと変化していく。
少年のモノが小さく躍動し、射精をしようとすると男は根元をきつく握り締めながら少年に問う。

「いきのいい魚みたいにビクビクしてるけど、どうしたの?」
「ひぁっ!…ん…き、たい…」
「なに?全然聞こえないよ。俺にわかるように言わないと」
「―――ひぅっ!!…出…させてぇ…かせ…て…」

男は空いている手で陰嚢をきつく揉み、再び問う。
根元を握りこまれ、陰嚢を揉まれて熱が篭っていく。
少年は身体を仰け反らせて、喘ぎを漏らしながら必死に男に懇願している。
男はにやりと笑うだけ。
ゴルフボールでも手のひらで転がすように陰嚢を揉んでいた。

「分かった、でももう一つ。何をここから出したいの?」

男の無慈悲な問いが続く。
イく事もできず、少年は気が狂いそうになり、半ば叫びながら男に言った。


「僕の、おちんちんから…精液を出させてぇ!お願い!!」

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