R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
体中が熱くなって4


「ようやく言う気になったか。俺の白衣を持ってナニをしてた?」
「白衣を、着て……して、ま…した…」
「ん?ナニをどうしてたんだ?俺にわかるように説明してくれよ?」

先生の冷たい声が耳に響いてくる。
涙で滲んで見える先生の顔がさっきよりも歪んで見えた。

自分が撒いた種とは言え、こんな状況になっているのが惨めで…。
両手で顔を塞ぎ先生の顔が見えないようにすると、震える声でハッキリと言った。

「先生の白衣を着て…ここでオナニーを…して、いました」

恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤になる。


もう学校になんて来れない。
先生と顔をあわせる事が出来ない。


そんな事をグルグルした頭の中で思っていると、先生は顔を隠していた手を掴み僕を覗き込んできた。

「へぇ…お前って白衣に性的なものを感じるんだ。じゃあ、俺が着たらどうなるんだ?欲情するのか??」
「……ぇ?」

先生の言った言葉がよく理解できなかった。
というよりも、驚きの方がいっぱいで今の状況を分かっていなかった。
床に落ちていた白衣を手に取ると、先生はそれを着た。


さっきとは違う、先生の白衣の姿。
僕の願望の汚れの無い白の姿…。


冷めたと感じていたはずの体の熱がジワッ湧き上がってくる。


僕の望んでいた姿。
汚れの無い白に、汚されたい自分。


「正直な体だな…白衣に性的欲求を感じる変態なんだな。ちょっと待ってろ、もうすぐ昼休みが終わる。この後の授業を自習にしてくるから…。
でも、これで逃げられたらたまんないな」

真っ直ぐ見据えながら言うと、先生は自分のネクタイと僕のネクタイを解いて両脚と両手を縛ってここから出て行ってしまった。
ここには芋虫みたいに転がっている僕だけ。
頭の中では逃げないと、と思っていても体のほうはこれから起きる事にズキズキと疼きを感じている。


そっと股間を見ると……さっきの先生の膝でズボンまで染みが出来ていた。

少し経つと先生が戻ってきた。
ドアの閉まる音と一緒に、カチャと鍵を閉める音が聞こえてくる。

先生は僕の姿を見ると少しだけ嬉しそうに笑っていた。

「いい格好だな…さっきよりも勃起してるんじゃないのか?」
「ぁ……」

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あきゅろす。
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