R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
変態になろう2


「君…綺麗な肌をしているね。白くて柔かそうで…それにスネもアソコも毛が生えてない…」
「…み、見るなよっ…あっちいけっ」

頭の先から爪先まで舐めるように見つめている。
その視線にゾクリとするものを感じ、少しでも体が隠れるように足を屈めて、体を縮めていた。

「この綺麗な肌を赤く染まるのを想像するだけで、勃ってくるよ。まずはその前に君に似合うものを着けてあげよう…」

男は手にしていた首輪を少年の首に嵌めると体を反転させてうつ伏せにする。


(何で……、僕。何もしてないのに……)
少年は泣きそうになっている。

自分はただ、家に帰ろうと歩いていただけ。
悪い事はしていない。



なのに、何故……?




帰り道に背後から、誰かに声をかけられて後ろを振り向いた瞬間…。



そこからの記憶は無く、気付いたら、この見知らぬ男のであろう部屋にいて
こんな格好をさせられている。


「…ぅっく…っ……」
「泣いているのか?」


泣きそうだったのが気づいた時には瞳から涙が零し、肩を震わせていた。
男はそれに気付いたのか少年の頭の方へ回り、顎を持ち上げてくる。
少年の頬は僅かに濡れ、瞳に涙を溜めていた。

「…どうして、僕‥悪い事してないのに…」
「悪い事?君は何もしてないよ」
「…っく…だったら、お家に帰してよ…」
「寂しいのか?それとも俺が怖いか…?」

男は顔を近づけながら聞いてくる。
目は僅かに血走り、声も少し震えている。
少年はただ、『家に帰して…』としか言わなかった。


「怖がらなくても、寂しがらなくてもいい…。今からそんなもの分からなくなる位に遊んであげるから。お家に帰るのがイヤになる位に…」


男は少年の涙が伝っている頬に唇を付け、涙を舐めとって行く。
生暖かくて、ザラッっとして。
ぬめりを帯びた感触……。

「いやだっ…帰して!…こんな遊び変だよっ…変態!!!」

少年は顔を振り、男の唇を振り払う。

――変態……。
この言葉を少年から突きつけられても、男は少年の頬を舐めるのを止めようとはしない。
舌が頬から移動し、耳を舐め始める。
舌を尖らせて中を舐め…ぴちゃぴちゃとワザと音を立てながら。

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