R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
肉体に感じる快楽8


この日からだった。
俺は事あるごとに小田を呼び出して抱き続け、快楽を得た。
何度も抱いていくうちに小田もバックの気持ちよさを開花させたのか、モノを勃起させて白濁を迸らせるようになる。
抱くたびに小田の中の具合が善くなって、俺に合うようになって、最初は会社だけの行為だったのに、小田の部屋まで行って行うようになっていった。


**

「ッア……ぅ、ああ……ハァ……ッ!」
「ぅぅっ……ああ……いい……もっと腰振れよ」

抱きながら囁いてやると、自分から腰を動かしてイイ所に当てるようにしてくる。
背を仰け反らせながら喘ぐさまが扇情的で、男がこんなに艶っぽくなるなんて…。
もっと喘がせて、周りに小田の声を聞かせてやりたくて何度も何度も体内を蹂躙した。

「あっ…ああッ…イク…――――ひぃぃッ!!」
「くッ……―――ぅぅッ!!」

小田は自分の顔と上気した体に白濁をぶちまけ、俺は小田の体内へと白濁をぶちまける。
こうした事をもう何度しているんだろう。回数なんか分からないくらい、こうして快感を得ていた。


抱いて以来、女なんて抱けなくなっていた。
小田自身も付き合っていた男と別れて、俺だけとセックスをするようになっていた。
行為が終わればすぐさま中から抜き去って、シャワーを浴びに行く。
別に小田は俺の恋人でも何でもない。ただの性欲処理のための便所。
大きく息をして呼吸を整えながら、ベッドの中で絶えている小田を見ると至福の喜びを感じていた。
そして、シャワーを浴びているといつも思う事がある。
本当は俺はどうしたかったんだろうと。
あの小田の鼻を明かしてやれば満足だった筈。


なのに今の俺は……小田という体の虜になっている。
ほかの奴を抱こうとしても勃起すらしなくなっていた。


小田の体と言う媚薬に……魅入られてしまったように感じた。

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あきゅろす。
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