R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
肉体に感じる快楽1


俺は坂本にとってどんな存在?
上司?嫌いな奴?
きっと…そんな生易しいものじゃない。


俺の存在は…――ただの便所


……でも。分からないでいる事があるのに気付いてるだろうか?
本当はもっと違うものだという事に……。

**

「うっ……小田、もっと動けよ……」
「ンッ……ッ!ハァ……ァ…」

坂本は脚を抱えて、さっきからずっと体内を犯している。もうどれくらいの時間、挿ってきているんだろうか。
坂本のモノが中を出入りするたびに、卑猥な濡れ音が二人っきりの空間に響き渡り、お互いの聴覚をも刺激している。
俺が自分の具合の良いように腰を動かすと満足したような笑みを浮かべ、更に激しく中を犯していく。
温もりをもっと感じていたくて脚を腰に絡めると、離れていかないよう締め付けた。

「…淫乱だな……女でもそうそうはこんな風に足を絡ませてこないぜ?」
「ぁ……ひっ!…ああっ……あ、あ…ッ!!」

坂本の冷酷な声が耳元で囁かれ、鼓膜から背中へとビリビリとした痺れが走り抜けていく。
そんな俺に答えるように繋がっているソコに指を持っていくと、ヒクヒクと収縮を繰り返している中へ指を突き入れた。
ただでさえモノを飲み込んで無理だって言うくらいに引き攣れているのに…。
こんな細い指がとても太くて熱く感じる。

「ッ―――ひぁっ!!あっ…もっと……」
「もっと何だよ?ちゃんと言葉にして言ってみろよ…」

どこまでも意地の悪い性格…――。
分かっている筈なのに答えを求めさせる。
けれども俺はそんな坂本の体に溺れているから息を切らせながら答えを紡ぎ出す。


「もっと…めちゃくちゃ…に…――――アアッ!!」


言い終わらないうちに中へ入れていた指を折り曲げ、コリコリになっている前立腺を引っかいてくる。
体内を触られているのに本当なら気持ち悪くなってもいいはずなのに、擦れる中が蕩けそうなくらいに熱くて…。

「誰も知らねえよなあ…品行方正でクソが付くくらい真面目な小田達也課長がこんなに淫乱で男を咥え込んで悦んでるってさあ」
「は……ァッ!やっ……ぅぅっ…ヒッ…ぃ…」

坂本は俺の体に自分の体を密着させると、わざと唇が当たるように耳元で淫猥な言葉を囁いてくる。

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あきゅろす。
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