R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
熱を帯びる3


こんな姿、誰にも見せたくない。でも、見せなくちゃならない。
あーーサイアクだ。


着てみると体のラインがハッキリと見える。それに、足なんて…。
スリットが深い分、ギリギリまで見える。パンツ見えるぞ。
でも、目の前にある鏡を見ていると満更でもないかもしれない。なんて思ったりもしている。
ヤバ…俺にはそんな趣味ないのに。

ん??イイコト思いついた。
坂本のやつをからかってやろう。

俺はパンツも脱ぐと制服の上にポンッと置いた。

「坂本!」
「…あ、呼んだか?」
「着替え終わったぞ」
「……」

坂本は俺の姿を見ると、固まってしまった。

「おい、坂本…坂本??」
「っあ…わりい」

目のまで掌をヒラつかせると我に返ったみたいだ。
でも、顔がどこかこわばっている。
坂本の目の前まで行くと足を広げて、スリットから剃った足を見せてやる。

「なあ、俺って結構イケルと思わない?」
「あ、ああ……。それよりもお前パンツ…」
「パンツか?これ着てたら脇から見えちまうだろ。だから脱いだ。でも、女ってよくこんなもの履くよなあ足がスースーして風邪引きそうだよ」

俺は太ももが見えるようにスリット部をひらひらさせてやる。
坂本の奴、目がテンになっている。もうちょいからかってやるか。

「なあ、前はちゃんと剃ったけど後ろって見えないんだ。坂本が見てくんねえ??」

俺は坂本に背中を向けると、手でスカートを捲ってやる。
本当は全部綺麗に剃ってあるけれど、こいつがどんな反応を示すのか試してみたくて。
でも、いつまで経っても坂本は来ようとしない。
変だなと思い、後ろを振り返ろうとした瞬間、後ろから抱きしめられてきた。

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あきゅろす。
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