R18 BL short story(BL小説/エロ小説)
快感を刺激して2
社長の唇が顎や首筋に降りてきて、後頭部を抑えていた手が前に回りネクタイを外すと、ボタンを外していく。
もう幾つかわからないくらい肌に浮き出る鬱血した後。
そこに唇を重ね、きつく吸い上げていく。
ちゅっ…と、わざと音をたてて、僕の聴覚を侵していく。
「んっ…裕樹の肌は私の唇に吸い付いてくるよ…」
「はぁ…っ…」
こんな厭らしいような、くさい言葉も僕の快感を刺激していく。
社長の頭を軽く抱きしめ、唇と舌が這うたびに吐息が漏れて、胸の突起はもう、ピンと張り詰めて愛撫を待っている。
でも、社長はその周りを愛撫するだけ。なかなか其処へ到達しない。
「…しゃ、ちょ…ぅ、そこじゃなく…て…っ」
「ん？そこじゃない？？」
「ここを…」
「そうだったな…裕樹は乳首を弄られるのが好きだったな…」
わかっているくせに…
体を少しずらして、唇が突起に触れるようにする。
社長は突起を口に含むと、舌で舐めたり吸い上げたりしてくる。
手ではもう片方の突起を摘み、指の腹で扱いて…。
「…ああっ、もっと弄って…あふっ…」
「裕樹の乳首は凄いな…もうこんなにコリコリになっている。こっちはどうなんだ？」
社長は腰に回していた手を股間に持っていき、勃起し始めた僕のモノを布越しに擦ってくる。
「―――ぁっ…社長……」
「ほう…、もうこんなになっている。下着なんてしみを作ってるんじゃないか？」
焦らすのが好きなので、なかなか直に触れてはくれない。
モノをキュッと握り、そのまま揉みこんで来る。
モノは窮屈そうにズボンを押し上げ、完全に勃起していた。
自然と腰を揺らし、社長に強請っている。
「そろそろ、出してやらんとズボンにまで染みを作るな…」
「んんっ…はぁっ……あ…」
社長も息を荒くしながら、ズボンのベルトとボタンを外し、ファスナーを降ろす。
ズボンと下着を一気に足元まで下ろすと、モノが勢い良く飛び出てきた。
「裕樹は、厭らしいな…これだけでこんなにココを勃起させて…」
「誰のせいです…社長あなたのせいですよ…」
潤んだ瞳で社長を見つめる。
目が合うと、社長が唾液を飲み下す音が聞こえてきた。
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