快楽堕ち変態性奴隷(BL小説/エロ小説)
快楽への扉


もう何十回も何百回も体内に永井の精液を叩き付けられている。
最初の頃はあれ程嫌だったのに今は、熱い飛沫を腹の奥で感じる瞬間が、このうえない至極の快楽。


そこいらにいる娼婦なんか目じゃない。俺が女だったらとっくに永井の子を孕んでいる。


それぐらいの量の精液を俺は体で感じてきた。
その度に体は悦楽でうち震え、自分の火照った肌に精液を撒き散らしていた。
そんな俺に満足しながら永井は自らの手で排泄も施すようになっていた。



今は――強いられる排泄さえも快楽への扉となっていた。



以前は、そんな自分が後ろめたくて、両親に対する負い目があったのに……今はそんなものも感じなくなっていた。
何よりも可笑しいのは両親はそんな俺にさえ気がつかない。
電話をかけてきてもいつものように、家族のことや俺のからだのこと。永井に迷惑をかけるな、などしか話してこない。


どこまでも幸せな人たちだな……電話を切るといつもこんな事ばかり思うようになっていた。

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あきゅろす。
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