快楽堕ち変態性奴隷(BL小説/エロ小説)
猛々しく起立して


「すっかり萎えてしまったようだな」

永井はそんな事を呟きながら再びボディーソープのポンプを圧している。
尻と背中に回された手に当たる永井のペニスは俺のものとは反比例するように、猛々しく起立しているのが見えなくても分かった。
ボディーソープで濡れた手を前に持ってくるとそ、胸の辺りを重点に撫で回し始めてくる。

「……んっ…」

何の主張も示していなかった乳首は永井の執拗な愛撫のお陰で、少しずつ硬くなり始めてきていた。
こんな状況でも俺の体は永井から得る快感に従順らしい。
鏡の向こうの俺は眉間に微かな皺を寄せ、こっちにいる俺達を見つめていた。
そんな自分を見たくなくて顔を逸らしたくても……どうしてなのか逸らす事が出来ず、見つめていた。

「分かるだろ。お前の乳首はこんなにしこり始めてきている。それにペニスだって萎えていたのにまた勃起し始めた」
「…ん……ふ、ぅ………」

肩に顎を乗せると耳元に唇を寄せて、ねっとりとした口調で囁きかけてきた。
耳に掛かる生暖かい吐息と胸だけへの愛撫。
さっきあれほど屈辱的なことを強いられたはずなのに……楽しくも無いのに笑いたくなっていた。

でも永井は胸を嬲るだけで下の方は触れようとしない。
腹筋のあたりを撫で下ろしてそのままペニスも触れるかと思ったら、また胸へと戻っていく。
その度に焦れた感覚がもどかしくて、陰嚢もペニスもグズグズになるまで愛撫して欲しくて、自分でも気が付かないうちに腰を揺らしていた。

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あきゅろす。
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