ドSな赤井さん(裏夢小説)
声を押し殺し
「ひうっ!」
由紀恵の声が漏れる。バイブはすぐに止まったが、音と声が気になり周囲をキョロキョロする由紀恵。ばれてはいないようだ。外の秀一はいじわるな笑みを浮かべていた。
自分を冷たく見つめる恋人と、その状況に気持ちよくなっている自分になんだか切なくなり、由紀恵は泣きそうになる。
しかし、立ち読みの男性客が退いたのを見て、秀一が行けと指示を出す。
しかたなく、のろのろ棚の一番端の成人向け雑誌売り場へ移動。
見るからに卑猥なタイトルと絵や写真が並ぶ中、棚の一番下に目をやると、「屋外調教!感じまくる淫乱女特集」、「バイブを入れたまま歩かされ・・・」、「露出の快感 が止まらない!」などと書かれた雑誌が目に入った。
『ああ、わたしと同じ・・・。わたし今、屋外調教されてるの?わたし淫乱女なのね・・・。』
ぼうっと考えながら、秀一に言われた通り、ゆっくりM字に腰を下ろしていく。
バイブが落ちないよう、そっと手を添えながら腰を下ろしきる。
由紀恵は目を閉じ、バイブを咥えこんで、広がりきった熟れた由紀恵のマンコが、窓ガラスの向こうに晒される感覚に陶酔しきっていた。
ピカっと不意に何かが足元で光る。パッと目を開けると、秀一が写メを撮っていた。
『ああ、いや撮らないでぇ』
声にならない声を心でつぶやきながらも、撮られる快感の方が勝っていく由紀恵。
秀一は開きっぱなしの由紀恵のマンコを携帯だけでなく、デジカメでも押さえていく。
何枚か撮り終えたところで、OKと合図をする。
由紀恵は卑猥な雑誌を手に取り立ち上がった。
「ふううぅんっ!」
声を押し殺し、息をたっぷり吐き、今度はコンドームを探しにいく。
コンドームはすぐ後ろの列にあった。一番安いものを選び手に取る。
妙に冷静に値段を判断する自分に内心、苦笑しながら、最大の難関とも言える、レジに向かう。
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