ドSな赤井さん(裏夢小説)
使って欲しいんだろ?
「だってね、その、あの、秀一ね忙しくて中々会えないでしょ。それでね、寂しくて…。」
「こいつら使って、1人でオナってたのかよ?」
「…そう。」
「アソコがガバガバになるくらい?」
うなずく由紀恵。何とも言えず二人の間を沈黙が流れる。
秀一は、ここ数ヶ月を振り返っていた。それまで、週2、3回は会って、Hもしていた。それが、急に仕事が忙しくなり、週1回、半月に1回、月1回と会える回数は減っていき、今日のデートも1カ月半ぶりであった。まだ学生の由紀恵は、それなりに暇もあり、時間だけでなく若い体をもてあましていた。そしていつからか自分で自分を慰めるようになった。目の前にある玩具たちを使い、自分を弄ぶ由紀恵を想像した秀一は、その姿を見たくなってきた。
「忙しくて会えなかったのは悪かったよ。浮気を疑ったことも、ゴメン。でも、1人でこんなので遊ぶのは、やっぱり許せないなぁ。」
わざと軽蔑的な視線を投げかけ、冷ややかに言う秀一。どうしたらいいかわからず、怯えたような視線を投げかえす由紀恵に、秀一はさらに言い放つ。
「罰として、今、ここで見せてよ。いつも、どういう風にオナってるかをさ!」
由紀恵は驚きの顔を見せるも、動くことができない。秀一は、箱からバイブをひとつ取り出し、由紀恵に差し出す。
「ホラ、これ使ってさ。欲しいんだろ?さっきヤリかけだったもんな。」
秀一はほとんど怒らない男だった。そのため、いつもの優しい顔をなかなか見せない秀一に、由紀恵は怒りの本気度を感じた。
バイブを受け取り、いつもの自慰のようにベットに上がり、一息つく。
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