クリ責め快感列車(エロ小説/裏夢小説/官能小説)
男主(Side boy)


プルルルルル…


「間も無く、3番線に電車が参ります。危険ですから…」


電車到着のアナウンスを合図に、男は壁から背を離した。


温暖化とはいえ、もう11月、それも都心から少しはなれた郊外の朝だ。


冷たくなり始めた空気に肩を丸めて歩くサラリーマンやポケットに手を突っ込んでいる学生たちがせわしなく行き来する。


その中に、今日のターゲットを発見した。


男の名は拓哉。 大学院に通う。


企業の研究所への就職も決まり、あとは論文を書くだけのため大学へは昼から行けばいいお気楽な身。


理系特有の論理的かつ優秀な頭脳を持つ彼が最近ハマっていること。


それが「痴漢行為」であった。


特定の路線に乗り、自分好みの標的を探す。


見つかれば警察に見つからずに痴漢する方法を入念に練り、実行する。


そして一度行った路線にはしばらく乗らず、新たな路線に移る。


その男が、三日ほど前から狙っていた都内の有名私立女子高に通う少女。


今日、これから訪れるだろう苦痛と快感をまだ知らない、汚れなき獲物。


この後のことを考えるだけで下半身が熱くなるのが拓哉には分かった。


ホームにすーっと電車が滑り込んで来るのを横目に見ながら、拓哉はさりげなく少女の後ろに並ぶ。


そしてドアが開くと人の勢いに押される風を装って、少女を反対の窓側まで押しやった。


満員を理由に少女にぴったりと密着し、スカート越しにお尻の山に手を添える。


そして、電車が揺れてしまった振動に合わせて、するりとお尻全体をその質感を確かめるように一撫でした。


ビクンと少女の身体がこわ張ったことを拓哉は見逃さず、


まだ、これからなのに。


内心の冷笑を隠して少女を覗き込んだ。


「ごめん、どかしたいんだけど動けなくて…」


申し訳なさそうに少女に囁く。


目を合わせた少女はまっすぐに覗き込んでくる男の顔を見て、顔を赤くして首を横に振った。


気にしないで欲しいの合図が出たことに、ありがとうと微笑んだ。


その表情がどう見えるのか、拓哉はよく知っている。


美形では無いながら、育ちの良さが分かる顔立ちから一種独特の雰囲気を立ち上ぼらせ、人を引きつける。


掛かった…。


少女の臀部の質感を両の手で満喫しながら、舌なめずりをする。

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