濡れる花ビラとクリトリス責め(エロ小説/官能小説)
甘い口づけをする


…昼食を終えた美由紀たちは海に向けてドライブを始める。


20分くらいだろうか、すぐに海沿いの道に出るとキラキラした波の光が反射した。


このあたりで少し話そう、そう言って彼はクルマを停める。


海がキレイに見えて、少し穴場的な場所なんだ、と教えてくれた。


美由紀は、助手席から彼の横顔を見つめる。


整った顔立ちは、年より若く見えた。


体は引き締まっていて、腕はたくましい。


美由紀が憧れる、「抱かれたい」と思う体そのものだった。


彼はタバコに火をつけ、たったそれだけの仕草に美由紀はドキドキする。


見とれていると彼がフッと口を開いた。


「美由紀は…あんな場所へは…たまに行ってたの?」


真顔で聞かれた。


「あんな場所って…あっ、映画館…のこと?」


「そう。ひとりで行ってたのかなと思ってさ」


「あの…正直に言うけどあの日が初めて、です。興味、あったから…そういう雅人さんこそ、どうして?」


美由紀はとても気になっていた。


この人なら女が作れないわけない…あんな場所に出入りしてるなんて、想像もつかない。


まさか、誰かに痴漢するためだ、なんて考えられないし。


「どうしてかって?信じてもらえるかどうかは分からないけど、僕だってあの日が初めてだよ。理由は…まだ教えてあげない」


いたずらっぽく笑う。


「え〜?ズルッ…イ」


美由紀が言い終えると同時くらいに、いきなり彼に抱き締められた美由紀は心臓が爆発しそうなほど、鼓動していた。


そして甘く口づけをすると、美由紀の目を見て言う。


「美由紀…君をもっと知りたい…もっと淫らに、僕だけにいろんな姿を見せてほしい。話したくないことは話さなくていいし、僕も話したくないことはあえて言わない。いいね?」


胸がキュンッ…とした。


そんな顔でそんなふうに言われたら、美由紀…。


ドキドキしてると再び、彼の右手がスカートの中に滑り込み、いきなりクリトリスを指で転がし始めた。


左手でカーディガンの下の服をめくりあげると、左の乳房を愛撫し始める。


そして彼の唇が乳首を捉えるとチュッ、チュッと吸いつく。


「あっ…んっ…んんっ!」


右手はクリ、左手は乳房の上、そして彼の口は乳首に絡み付いてる…すごく興奮するシチュエーションに、美由紀は我慢出来なくなりそうだった。


「やっ…あんっ…雅人さん、早く、ホテルに…連れて行って…」


吐息を漏らしながらつぶやいた。


「そうだね、美由紀と早く楽しみたい。今日は違う遊びも、しようね」


彼も興奮している様子で、美由紀に言った。


違う遊び…ってなんだろう、またもや彼にドキドキさせられそうだ。

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あきゅろす。
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