☆クラシカロイドの小説(短編)2
コスプレと疑問/モツ
モツ「わぁ！何それドレス!?珍しい格好だね!?」
『リストさんとトンキホーケで安かったから買っちゃったんです…試着してみたけど…どうでしょう？』
モツ「ピッタリだね!!…お腹とかちょっと透けてて!可愛い!」
『なんか クリスマスとかハロウィンにも使えるしって…言ってましたよ。これはチャイナドレスって言うんです』
モツ「へぇ…髪型も衣装に合わせたの？」
『折角だから頭にお団子乗せてみました♪中国の民族衣装なんです』
モツ「ふぅん♪脚、結構出てるけど寒くないの？」
『スリットですか？寒くはないかな…珍しいものでしょー』
モツ「ねぇねぇ、ちょっと触っても良い？」
『え？な、触る…って、生地ですか？』
モツ「んーん、こうやって……」ぎゅ
『へ…!?』
モツさんはその腕を伸ばし、私を抱きすくめた
突然のリアクションに色々フリーズしてしまう
モツ「あー…良い匂い…生地、艶々してて気持ち良いねぇ…」なでなで
『あ、あの キャッ!!背中…くすぐったい!撫でないで…』
モツ「えー 良いじゃん… 田歌の背中も腰も 手触り最高…なでなでしてたいよぉ」
『も、もう!!エッチ!!』ばっ
モツ「おっと…ご機嫌斜めにしちゃった？ごめんね、ふふふ… 田歌が可愛くて、つい♪」
『つい…じゃありませんよ、もう』ドキドキ
モツ「ふふふ」
『そ、そういえば、さっきリストさんから聞いた言葉なんですが［口吸い］って、何の事か分かりますか？』
モツ「え??口吸い…??」
『ええ、語感からして 何かを 口で吸うのかなーって…』
モツ「えー？口吸??」
『モツさん、知ってます？』
モツ「何?? 田歌…知らないの？今時、ぷぷ」
『ええっ モツさん、知ってるなら教えて下さいよぉ』
モツ「えー どぉしよっかなぁ」
『えぇ？何か意地悪ですよー』
モツ「…じゃ、教えてあげるけど…」
『わぁ、どーゆー意味ですか？』
━ちゅ━
軽いリップ音をさせて 彼の唇が私の上唇に 重なった
『…んぇ!?』
モツ「口吸い…って、キスのコトだよ」
『は、いや、それは、分かったけど…なななななんで実践…』
モツ「 田歌、教えてって言ったじゃない？」
『か、軽!!何それ…や、やっぱりチャラい!!』
モツ「えー、どうして教えてあげたのに怒るのー？」
『どうしてもヘチマも無いです!軽すぎるんですよ!馬鹿馬鹿!!』
ギャーギャー
━━━
リスト「ふふ…さすがモツね…良いわぁ」じぃー
end
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