☆クラシカ口イドの小説(長編) 酒とゲーム 響吾「いやぁ ビールのつまみには チョコってもアリだよねぇ」 日芽歌「ふふふ、そうね♪私はワインに併せたいわぁ」 リスト「あらぁ、チーズだって良質のたんぱく質よぉー」 響吾「バッハはやっぱりハムかな?」 バッハ「お、お構い無く」 リスト「 忍路ちゃんは チーズ?サラダ?チキン?」 『お、お構い無く…』 どうして私は…こんな所に居るんだろ いつも通り、バッハさんに文章を渡しに来て… 偶然、日芽歌さん&リストにバッタリ会って… ━━ ━━ 回想 ━━ ━━ リスト「飲むわよ!!」 日芽歌「 忍路ちゃんも成人しているのよね?じゃあ行きましょ 」 『えええええええ!?』 バッハ「 忍路は そんなに酒は得意では無いのでは?」 リスト「じゃあ潰れたら、アンタが介抱してあげなさいよー バッハ」 バッハ「!?」 響吾「あれー?みんな揃ってどうしたの?」ふらり 日芽歌「あらー 響吾さん!奇遇ねぇ!これから夜の街に繰り出すのよー」 響吾「おっ イイねぇ♪」 リスト「飲むわよ!!」 『………バッハさんの助け舟…撃沈…』 バッハ「……すまない…」 ━━━━ 回想終了 ━━━━ ━━ ━━ ━ リスト「もー!ノリが悪いわよ!アンタ達。イイからお酒を楽しみなさいな」 『た、楽しんでますよー』 バッハ「うむ」 リスト「見るからに楽しんで無い!!ったく…」 響吾「ははは、もしかして照れてるのかなぁ?もっと 忍路とバッハは 親睦を深めた方が良いんじゃないか?」 『いや、別に 自己紹介不足が招いた気マズさじゃないですからね。あんたらのせい…』 日芽歌「あらー 自己紹介も良いわねぇ!」 響吾「じゃあ、こうしよう。今からバッハと 忍路で 順番に一つずつ自己紹介をするんだ。好きな食べ物、好きな楽器を言っても良い。 ウソをついても良い」 『どーゆー…』 響吾「僕たちで 二人がついたそのウソを見抜くんだ。 二人がついたウソを僕たちが見抜いたら、二人は一口ずつ酒を呷る。 僕たちがウソだと見抜けなかったら、僕たちが酒を呷る…って、どう?」 リスト「あら 面白そうね!」 日芽歌「いいわねいいわね♪」 『で、でもその[ウソ]って、自己申告ですよね…本当かも知れないけど確かめようが無い…』 響吾「[ウソ]が[真実]である事に重要性はあまり無いんだ。ゲームだからね♪」 リスト「ほらほら、始めるわよ♪じゃあ…バッハからになさいな」 バッハ「………では…私から。…私は コーヒーが好きだ」 響吾「ふふふ…そうだなぁ」 リスト「大好きよね」 日芽歌「真実、ぽいわね…正解は?」 バッハ「[真実]だ」 リスト「この場合、[ウソ]ついた訳ではないから、両者とも お酒は飲まなくても良いのね?」 響吾「そうだねぇ」 『つ、次は私ですね…わ、私は…動物園が好きです…』 日芽歌「あら、好きそう!」 響吾「うん 歌苗も好きだったしなぁ…女の子だしなぁ」 リスト「[真実]でしょ」 『ぶぶー、ハズレぇー』 バッハ「!?」 日芽歌「えっ!?動物園が嫌いなの?」 『私 ナチュラリストなんです。動物を狭い檻に閉じ込めて 見世物にしている空間は好きではありません。 野生の厳しい環境であっても、本来の伸び伸びと生きる姿が一番美しいと思います』 響吾「ははは、こいつぁー一本取られたなぁ」 リスト「意外とシビアなのね、 忍路ちゃん」 日芽歌「じゃあ みんな、飲みましょうか」 ぐびー バッハ「次は私か………私は 猟銃の免許を取得した」 響吾「えー、バッハならアリそうだけど…使い所が分からないものには手を出さなそうだしなぁ」 日芽歌「んー、ダウト」 バッハ「……くっ…そうだ…[ウソ]だ」 リスト「ふふふ…焦ったわね。さぁ じゃ お飲みなさいな」 ぐびー 『……ヒック…私はぁ……普通免許を取りました…』 リスト「ええ!? 忍路ちゃんが? 」 響吾「また免許ネタかぁ…音羽館に車は置いてぬいしなぁ…」 リスト「ダウト!」 『正解は…[真実]でぇーす!』免許ドーン 日芽歌「ええええっ?本物ぉ?」 『いつ 緊急事態が訪れるともわからない世の中です。クラッシャー 忍路の名を欲しいままにしておかなくては! 』 バッハ「運転してクラッシュしては駄目だろう…」 『さぁ、皆さん、飲んで下さい』 リスト「……なかなかやるわね 忍路ちゃん 」 ぐびー バッハ「私は……動物の中で一番、猫が好きだ」 日芽歌「犬の方が好きそうよぉ」 響吾「あー、それはあるかも…」 リスト「ダウト!」 バッハ「…くっ…」 ぐびー [*前へ][次へ#] [戻る] |