☆クラシカ口イドの小説(長編)
眼鏡と妹キャラ
平日の昼下がりなので大家殿は学校だ
珍しく クラクラのお二人が遊びに来たようで居間では彼女達と 忍路殿がお茶を楽しんでいる
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シュー「あのような年頃の娘さんが三人揃って仲良くしていると微笑ましいですね」
モツ「シュー君 ロリコンなの?」
ベト「なんだとロリコn」
シュー「断じて違います!私にも妹が居たことを思い出していたのです!」
ベト&モツ「妹…」(ほわんほわん)
ベト「俺にも…長くは生きられなかったが……」
シュー「おいたわしや、先輩…申し訳ありません…」
モツ「僕には…姉さんが居たなぁ……」
シュー「…そうか…」
ベト「妹は可愛いものだろう…」
シュー「ええ、妹は…………可愛い…です」
モツ「可愛いだろうなぁ」
チャイコ「何ジロジロ見てんだ兄ちゃん達ぃ」
ベト「に、兄ちゃん達…」ドキッ
モツ「僕達 お兄ちゃんだって」
シュー「ニヤけてしまいます…」トゥンク
チャイコ「何が妹だぁ!このボンクラ共。いいから酒持って来い!」
バダ「チャイコちゃん お酒はダメ」
『そーか、二人は未成年設定だもんね、私は飲めるもんねー♪』
チャイコ「あーん?ズリぃぞ 忍路 おめぇー」
『すいませーん、ボーイさーん 私 ジンフィズでー』
バダ「注文入りまーす、ジンフィズだってー」
シュー「えええええ 忍路殿 」
ベト「その姿で…成人しているというのか?バカな…」
モツ「お酒はハタチになってからってテレビで言ってたよー」
『ハタチ過ぎてますからぁぁぁぁ!』
チャイコ「はっ ザマァ見れってンだ、オラだって元はハゲオヤジだもんねぇー!!」ガハハ
バダ「今はアイドルでしょ!本当にもう!」
チャイコ「何だおめぇぇぇぇ」
『何なの何なの!私だって大人っぽい格好すれば色気もあるし!!』
チャイコ「ぎゃーっはっはっは!!おめ、自分のコト鏡で見てからモノ言えよぉ」
『チャイコちゃんやバダちゃんより背ぇ高いし…バカにしないでよ!』
ベト「くちさがない妹達だな」
シュー「………お、女三人揃えばカシマシイ、と言う格言がこの国にはありましたね」
モツ「妹、可愛くないね あははは」
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自室(ヒロイン目線)
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クラクラの二人が帰った後、私はクローゼットをひっくり返していた
自分のお気に入りの服、普段着、おしゃれ着…
た、確かに 大人っぽい服は 少ないかも知れない
てゆーか 大人っぽい格好ってどんなの?
働く女性、OL、オフィス、デキるオンナ…
髪型なら、ワンレンとか ウェーブとか ひっつめ?おでこ出す…?
小物類なら、眼鏡とか…お酒飲めたり、タバコとか…ハイヒール、ピンヒール…セクシー…胸…メイクして…
うーん、リストさん……………?
思い当たるワードで検索しまくって ファッション記事や雑誌を読みまくる…けど 大体、リストさんみたいな
そんなイメージだ
もう 素直に聞きに行こう…
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リスト「大人っぽく…?見られたい?」
『わ、私 リストさんみたいに背が高くないし、ナイスバディでもないし、メイクも上手じゃないから…子供っぽく見られちゃって…その…』
リスト「… 忍路ちゃんは そのままでも充分可愛いわよォ♪ほーらこんなに可愛い♪」ぎゅうぎゅう
『わ、わぁぁぁぁぁだ、だってシューさん達がぁぁぁぁぁ』
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リスト「……そう…そんな事言われたの」
『妹というより、子供扱いって感じで…私…なんか悔しくて…』
リスト「ふぅん…要するに あの三バカトリオをギャフンと言わせられたら良いの?」
『ギャフンとゆーか…見返してやりたいんです』
リスト「ふふふ、良いわ…女の子には幾つものカオで男共を翻弄しちゃえる魔法があるってコト、教えてアゲちゃいましょ♪」
『?』
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