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☆銀魂の小説(真選組/長編)
アイスと誘惑/近藤
近藤『おーい、 仁和ー、入るぞ? 』


そう言って襖を開けたのは局長だった


『うぃー』


近藤『ななななななんなの!?その格好!!ちょっとぉ!?』


『あー さっきね、暑い暑いって呻いてたら、沖田隊長が ワイシャツの袖とズボンの丈を鋏でチョキンして持ってたの。だからこんなズダロボ隊服』


近藤『はぁぁぁぁぁ!?総悟ぉぉぉぉぉ!?』


『と、ゆー訳で 新しい隊服 後で届けて下さいね』


近藤「ったく…おまえらは何してんだか…えっと、この書類をまとめておいて欲しいんだよね…」


『んー クソガキドSに聞いてくださる?しかし 気温はもとより、書類もブ厚いですなぁ』


近藤「急にごめんって、差し入れ買って来たからぁ」


『ガミガミ君だ』


近藤「暑い日にはコレって言ってただろ、ほら どうぞ」


『子供騙しだなぁ、しかも一本しか買って来てないんですか?』


近藤「俺はさっき食ったからいいし」


『………一緒に食べましょ』


近藤「一緒?別にいーけど…」


『はい、近藤さん 先にどうぞ』


近藤「え 俺が先でいいの?」


不思議そうな顔をして 真っ直ぐに目の前に差し出されたガミガミ君を 素直に舐める


それを確認してから、反対側にぺろりと舌を這わせる


近藤「!?」


驚いている近藤さんの表情は視界の隅で楽しみながら 平静を装い、まだぺろりぺろりとガミガミ君を舐める
この至近距離で


近藤「あ、あの… 仁和… 」


『…何?』ぺろ


近藤「こ、この食べ方は…何か…違うくない?」


『嫌なの?』ギロ


近藤「いいいいい、嫌って訳じゃないけど!か、顔っ!顔近い!し!」


当たり前でしょ

貴方はこうでもしなきゃ意識してくれない
鈍感野郎なんだから


『嫌なら…その襖から出てけば?持って来た書類と一緒に出てって貰うけど』


近藤「そ、そんな…」


『どうせ内容は一昨日の爆破予告について…でしょ。私と土方さんで組ませた方が解決の早い代物だと思うけど…』


近藤「わ、分かってるなら…」


『こう暑くちゃ やってらんないの…ご褒美、頂戴』


近藤「ええええ…ご褒美って…」


ぶつぶつ たじろぎながら、ガミガミ君を舐め出してくれる
変に素直だから面白い


━その時だった


近藤「うおっと!」


『あ…崩れちゃった…』


勿体ない、と欠片を拾って食べる彼らしい様を横目で


『近藤さんがトロトロ食べてるからですよぉ?』


近藤「ご、ごめんって…冷蔵庫にも少しあるはずだから…」


『ココのも、食べてくれないンですか?』


近藤「へ?」


胸元のボタンを開けていたので 調度 胸の谷間にガミガミ君の欠片の一つが飛び込んだのだった


見えやすいように、ボタンをもう一つ 外して 近藤さんに強気な口調を続ける


『コレ…勿体なくない?』


近藤「い、いやぁ 嬉しいけど 流石にそれはちょっとぉ…」


遠慮は口にするものの、血走った目が しっかり見詰めてくれている


『イイから早く…舐め取って…近藤さん』


近藤「なななな舐めナメ…舐め取るって………」ゴクリ


唾液を飲み込む音も大きい
鼻息も荒い

あと もう一押し


『近藤さんがちゃっちゃとガミガミ君を食べてくんなかったからこうなったのにー』


もっと 胸を寄せて、上げて
上目遣いで少し睨む


『冷たいンですけど…』


近藤「わ、わ、分かったよぉ…」


『ん…早く』


近藤「…」ぺろ


まずは 舐めてみるのね

紅潮した頬で その甘い氷の欠片を吸って…そうそう


『まだ、溶けたので ベトベト…』


近藤「ん、ん…」ぺろ


『………っ…』


谷間を濡らす、糖分を丁寧に舐め取ってくれる

大きな舌だから、そんなに何度も舐めなくても大丈夫だと思うけど…


『……ん…』


近藤「だ、大丈夫!?」びくっ


『大丈夫…ちょっとくすぐったいだけ』


私の顔を見上げる近藤さんは罰の悪そうな顔だけど 満更でも無そうな顔なんだよね


ほら、私の無事を確認したら また舌を伸ばす…



土方「おーい 仁和ー さっき近藤さんに━━」ガラッ


『』


近藤「」


土方「」







土方「俺は何も見なかった」


近藤「キャアアアアアア待って待ってトシィィィ!!違うの!誤解なの!」


『…』


おー…バッドタイミング
でも、まぁいいや
既成事実が出来ちゃった♪

これで噂でも流れてくれたら…まぁ、土方さんは口が硬いから期待してないけど…


近藤「違うの!ガミガミ君、二人でペロペロしてたら!崩れたの!それでおっぱいの間に!つるんて!」


土方「俺ぁ何も見なかったつってんだろぉぉぉ!放せ近藤さん!」


近藤「おおおおお妙さんには言わないでぇぇぇ!!」


土方「イイから放せって!!」


近藤「夏の太陽がさせたことなの!アチチな太陽が悪いの!」


『………往生際が悪いし…』


土方「え」


近藤「ひぇ」


『女々しいんだよぉぉぉぉぉ!!』どかーん


近藤「ぎゃー!!」


土方「俺、完全に とばっちりじゃねーか!!」


『ったくもう…失礼なゴリラ!!』


━━━
━━



近藤(ガミガミ君と混ざった 仁和の汗が甘じょっぱくて 理性が飛びそうだったってなぁ…
口が裂けても言えねぇよな…
トシが来てくれて助かったような…
残念だったような…
あんな風にからかわれると…困るなぁ…)ドキドキ


end

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