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☆銀魂の小説(真選組/長編)
パフェと素直になれない人達

『珍しいね、神楽ちゃんも新八君も出かけてるなんて』


銀時「アイツらも忙しくない訳じゃねぇからなァ…んー うま!」


『こっちのカフェモカパフェも美味しいよー』


銀時「マジで?一口くれよ」


『銀さんの食べてる方も一口くれるならいいよー』


なんて、女子会状態でパフェをひたすら食べてる私達二人。

前に銀さんにお世話になったこともあるから、甘味食べ放題チケットを手に入れて万事屋に訪問した今日は、お馴染みの二人は居なかったのだ

部屋で暇そうにしてた銀さんはホイホイ付いてきた。
またパチンコでお金を減らして 家で大人しくしてたみたい

本当マダオ…絶対恋愛対象にしちゃいけない類いの男だよね


とは言え、案外世話を焼いてくれるし 良い人なのだ
おまけに私は非番だし、恩返しには調度良かった


銀時「次は何にしよっかなー…バナナパフェか…いやでも メロンパフェも気になンだよねー」


『じゃあ私、メロンパフェ頼むから、味見してみる?気に入ったら銀さんもメロンパフェ頼んだら?』


銀時「お そーすっか。じゃあ俺のバナナパフェ一口食わせてやろーか…アレ?なんかちょっといやらしくない?この台詞」


『別にいやらしくない。てか、さっきそのバナナ味見したからもーイイや』


銀時「…取りつくシマも無ぇなぁ。そんな事言わずに一口食べてみたら?甘ぁいぜぇ?」


『…んー…まぁ、確かにさっき一口貰った銀さんのバナナは美味しかった…』


銀時「おう、じゃ もっかいしっかり味見しろよ。銀さんのバナナ」


『しっかり味見するよ……あ、スミマセーン』


━━━━


土方「………っだよ あのバカップル…下品な会話しやがって…」


山崎「何か…………雰囲気ありますねぇ」


土方「この前失恋したとかなんとか抜かしてたあのモジャ頭はどうしたんだぁぁぁぁ」


山崎「いや、失恋したから万事屋の旦那?……に?……慰めて?……貰ってる?とか?」


土方「……自信無さそうに疑問符タラタラで観察するなよ…」


山崎「しかし…まさか、万事の旦那と…?仲良さそうには見えましたが…」


土方「…へっ……女ってのは恋の痛手を他の恋愛事で誤魔化す生き物だからなぁ…ま、野郎なら退屈凌ぎにはなるって話なんじゃねぇの」チラッチラッ


山崎(気にしてる気にしてる)



━━━━


『あれ?アレって…土方さん』

銀時「ん?あー…ホント目付きの悪いマヨネーズだな…上司だからって声掛けないでいいからね。せっかくのパフェがマズくならァ」

『んー…ま、非番だし 絡まれないとは思うから 安心して食べなよ。』(小声)

銀時「あー…てか よく見たらアッチも女連れじゃね?」

『うそマジどれ?』こそっ

銀時「髪の長い、地味な緑色の着物の…」

『ホントだ!でも顔は見えない!あれでもあの着物 なんかどっかで見たこと…』

銀時「へぇ 公務員でムッツリしてりゃモテるもんなのかぁ」


━━━━


山崎「…(そーいや、潜入調査の報告に来たから テキトーに女装してきたんだよな…万事屋の旦那、 仁和 俺には聞こえてますよ…)」


土方「…アイツら 距離感…近くなってね?」


山崎「え?あ、ああ パフェの交換でもしてるんじゃないですか?(面白いから黙ってよう)」


土方「…ケッ…公衆の面前で盛りやがって…真選組の面汚しは勘弁しろってンだ」


山崎「いや、 仁和さんは 防犯と任務の都合上 写真の公表は控えてますから…面汚しにはならないですよ」


━━━━


『なんかあの女性、前髪も厚いなぁ…顔わからな…』


銀時「あれ? 仁和ちゃん?副長さんの恋の行方とか気になっちゃうの?」


『え?いや、そーゆー訳じゃ…ちょっと見ちゃっただけだし』


銀時「それを気になっちゃうってゆーんだよ……んじゃ、見に行ってみっか!すいませーん」


店員「はーい」


銀時「あそこの目付きの悪いマヨネーズ男と緑の着物のカップル、知り合いなんで隣の席に移動したいでーす。いいですか?」


店員「大丈夫ですよ、少々お待ち下さい」


『えええ!?移動って…銀さん、副長に声掛けるなってさっき…』


銀時「ばっか 副長サンも女連れで面白そうじゃねーか♪物見遊山と行こうや♪」


『銀さん…副長の弱味でも握れるんじゃないかとワクワクしてるんですね…』


━━━


山崎「…げ、副長、奴らこっちに来ますよ!?」


土方「あ…?」


銀時「はぁいこんにちはー」


『ど、どうもー…ひ、非番なのにこんな所で会うの偶然でーすね!』


山崎「(帝畿隊長、副長の事が気になるのかな、キャラ作って 俺への視線がちょいちょいある…)」


土方「なんで空いてる店でわざわざコッチに来やがる!?」


銀時「いやーあ、せっかくお会いしたしー?挨拶くらいしとこーかなーなんて。な、仁和 」


『うん、そうそう』


銀時「そちらさんは今日 デートなんですかぁ?」


土方「は?任務中……」ハッ


山崎「…?」


土方「…( 仁和のヤツ結構な 真顔で俺の返答を観てやがる。それに比べると余計目についてしまう、野郎のニヤニヤした面…
ここで任務中だと回答したところで、
「私服着てんのに任務中?あーら税金ドロボーなのに大変ですねぇブラックだからかなぁ?多串君」とか
「なんだぁやっぱ土方さんが女性とお茶してるなんてオカシイと思ったんですよー。それどころか女装したジミーと…ぷふー」とかなんとかつまんねぇクチ利かせるのもシャクだな)…」


土方「……デ、デート…だけど?」


山崎「(副長━━━━━!!バカかアンター!?)」ガビーン


『そ、そうなんだ!!おめでとうございます!』


銀時「へぇ そりゃ奇遇ですねぇ!何を隠そう、俺らもデートなんですよォ。なー 仁和 」


土方「…え?」


山崎「え?」


『え?』

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