☆銀魂の小説(真選組/長編)
1―マヨネーズとサングラス(坂本→土方オチ)
『や、山崎さん どうしたんです!その包帯…』
山崎「ハハハ…ちょっとね」
沖田「任務中にからくりメスに見惚けたりするからでさァ」
山崎「ちょ 沖田隊長…」
土方「色恋に現を抜かすからそうなるんだ、弛んでんぞ」
山崎「ヒィィ すみませんんん」
『そういや真選組って恋愛禁止じゃないんですね、意外』
沖田「局長がアレじゃ取り締まれる訳ねぇだろ」
『あ、ああ…確かに』
土方「ケッ…恋愛するなとは言わねぇがな、そんな浮わついた気分でばっか居やがると いつ足元掬われるか判んねぇぞ」
『はぁ』
土方「特にお前は真選組初の女性隊士だ、そういう事に誘惑も多いだろうから気をつけろ」
『ん?真選組の女性隊士ってモテるんですか?』
土方「…そうじゃなくて」
『真選組での社内恋愛の事ですか?そんなに甲斐性のあるイケメンが揃ってると思いますか?』
土方「悪かったなぁぁぁぁ!!もうお前の心配なんてしねぇわ!」
『えっ 心配してくれたんですか!ありがとうございます!』
沖田「良かったな仁和 、ただのセクハラじゃなくて」
『ハハハ、本当に』
土方「くそったれ共ぉぉぉぉ もうとっとと巡回に行っちめぇぇぇ」
山崎(大変だなぁ…副長)
土方(ったく…こんなんなら心配いらねぇかもな
恋も知らねぇクソガキ共ってとこか)
━━━━
土方目線
━━━━
と、これが 今朝までの仁和だった
が 巡回から帰ってから 何だか様子がおかしい
ボーっと 呆けて上の空になったり
たまに思い出したように 二、三 独り言を呟く
沖田「仁和なら さっきブツブツ言いながらニヤけてましたぜィ」
「[運命的な出会い…かも]とかなんとか」
土方「は…?巡回中に何かあったのか?おまえと行ったよな」
沖田「何かあったとしたら、厠行ってくるつって その道で、ですかねィ…俺の見て無い所なんで」
何だそりゃ
ったく そーゆー注意をした その日に盛って帰って来やがるとか
舐めてんのか クソッッ!
どいつもこいつも発情期ですかコノヤロー!
色ボケ共が!クソッックソッッッ!
もう知るか!!
…
…
…
…
…
……仁和の想い人…か…
[次へ#]
[戻る]
無料HPエムペ!