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☆銀魂の小説(真選組/長編)
5―始まりの歌※下ネタ注意
━━歓迎会後の夜の町並み━━


山崎「や、山崎退、
〈さも電話しているかのようにディルドを耳に当て「もしもし」と話ながら街中を闊歩する罰ゲーム〉いきまーす」


ざっざっざっざっ


「もしもし」


ヤダーナニアレー
チョットー
キャー
地味ナ顔シテナニアレー(ざわざわ)


━━━


土方「ザキ…見物人は…気にするな……」


近藤「うん…仁和、それは酷いよ…でもプッ」


『あーっはっはっは』


山崎「どこまで歩くんですか、これ…」


『どこまでもだよ― あーっはっはっは』


沖田「」コソコソ


『オイ 沖田隊長逃げんな』ガシッ


━━━


沖田「沖田総悟、
〈さも電話しているかのようにオナホを耳に当て「もちもち」と話ながら街中を闊歩する罰ゲーム〉いきまーす」


ざっざっざっざっ
「もちもーち」


キャーナニアレー
エッアッ アレ真選組ノ沖田サンジャナイ?
ウソー
ヤダーソンナー
ヤダー(ざわざわ)


━━━


土方「だーっはっはっは!総悟が!あの総悟が!」


近藤「うはははは!
いやいや仁和、酷いよダメだようはははは」


『あーっはっはっは』


山崎「沖田隊長…プッ」


『あーっはっはっは……あ!
アノヤロ 帰って来ない気だ 逃げるなー!』シュッ


━━━
━━



『さて、沖田さんが逃亡を計ったのでもう一回やります』


山崎「なんで俺まで…」


━━━
━━



山崎「山崎退、
〈携帯ストラップに動物アナルプラグを装着して「とびっことびっこ」と話ながら街中を闊歩する罰ゲーム〉いきまーす」シクシク


ざっざっざっざっ


「とびっことびっこ」


ヤダーアレヤバイー
チョットーウソー
キャー
アナルプラグー
地味ナ顔シテヤバイー(ざわざわ)


━━━


土方「ザキ…見物人共は…ホント…キニスルナ…」もらい泣き


近藤「ホント…仁和、ホント酷いよ…でもプッ」


『あーっはっはっは』


山崎「どこまで歩くんですか、これ…」


『どこまでも限り無くだよ― あーっはっはっは』


沖田「」コソコソ


『オイコラ 沖田隊長逃げんな』ガシッ


━━━


沖田「沖田総悟、
〈頭頂部を反りあげてディルド(黒)をチョンマゲに装着
そして電話しているかのようにオナホを耳に当て「もちもち」と話ながら街中を闊歩する罰ゲーム〉いきまーす」


ざっざっざっざっ


「もちもーち」


キャーナニアレー
エーンエーンッ
真選組ノ沖田サンガアンナ変態ダッタナンテー
ヤダー
ヤダー
エーンエーンッ(ざわざわ)


━━━


土方「だーっはっはっは!総悟!総悟がだーっはっはっは!」


近藤「うはははは!いやいや仁和、勘弁してやれようはははは」


『あーっはっはっは』


山崎「おっ沖田隊長…」ガクガクブルブル


『あーっはっはっは』


―――――
━━━
━━━


山崎「はぁ…まったく、酷い目に合いました…」


沖田「ったくあのアマやりたい放題しやがって…」フッ


山崎(あれ 沖田隊長少し楽しそう…?)


――――――――――――――
━━━━━━━
━━━━━


沖田「おい帝畿隊長」


『なんだ沖田隊長』


沖田「よくあんな品性下劣な罰ゲーム思い付きやすねェ」


『《肉便器》発言から察するに
品性下劣な沖田隊長には丁度良いかと思いまして』


沖田「へっ そーゆーバカ、平然と出来るヤツで安心しやした」


『…?』


沖田「土方はどうでもいいにしろ 近藤さん、最近元気が無かったんでさァ
あんたも知ってるだろ 先月のテロで数人が犠牲になっちまったの」


『っ…』


沖田「難易度高けぇ事件解決して首謀者も取っ捕まえて
一緒に飲んだくれて バカ騒ぎやって…
やっと笑ってくれた
…いつ気付たんでィ」


『なっべっ別に…』わたわた


沖田「ふぅん…虚を突かれたあんたはそんな顔をするんですねィ…」


『ッッ…』


沖田「おっとスイマセン、素直に礼が言いたかったんでさァ
近藤さん 元気付けてくれてありがとうございやす」


『べつに…笑ってるゴリラのほうがゴリラらしいから好きなだけ』


沖田「…ソレ、本人の前で言ってやったら飛び上がって標的にされちまうぜ」ボソッ


『なんか言った?』


沖田「いいえ、
加えてこの男所帯に足を踏み入れる酔狂な胆の女性隊士ときたもんで
土方さんも頭を抱えてる事でしょう…ってね」


「今日はお疲れさんでした、お休みなせぇ」


沖田はそのまま去るかと思いきや
ザッ と 靴音を止め踵を返す


「俺のこたァ総悟と呼びなせェ、仁和」


そして今度は
振り返りもせずに本当に帰って行った


『…』
(どうしよう勝手に勘違いして行きやがった…そんな他人のこと考えてなかったよ
ゴリラのメンタルとかどうでもいいよ)


(てゆーか…好感度が少し上がった…??)

(沖田なりに女性隊士を心配してくれてたのかな?いやそれは無いか)


山崎「」コソッ


一部始終を見ていた山崎「(え…なんか沖田隊長、帝畿隊長のこと…気になってない?
てゆーか帝畿隊長は局長のこと好きなのかな…いやまさかゴリラだし
まぁそれはさておき…)」


『山崎』


山崎「はいィィィィ」ビクー


『いつでも良いから非番の日…ちょっとお願いしたいことがあるの』


山崎「な、なななんですかお願いって」ビクー
(監察の地味過ぎる俺の気配に気付いた!)


『つまらない事で申し訳ないんだけど、お願いね
お休みなさい』
ざっざっざっざ


山崎(行っちゃった…なんか…スゴい人だな、隠した俺の気配に気付くなんて)


『(やっぱりコソコソ嗅ぎ回ってた…なんて怖いキャラなんだろう)』ゾッ



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