☆銀魂の小説(真選組/長編)
3―アイマスクとキレイな恋
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近藤「総悟と一緒にトシを戻してやってくれたんだってな、ありがとうな 仁和 」
『あのバカタレドSにしてやられちゃいました…あーあ、折角トッシーに恋 出来そうだったのにぃぃぃぃ』
近藤「えっ なにそれなにそれ！トシの事好きなの？仁和 」
『いや 副長なんて要らないです。トッシーが私の計画には必要だったんです』
近藤「えええ なにそれぇ！？どんな計画？ 明るい家族計画の話？」ドキドキ
『何の話してんの？ホント色気付いたゴリラは話を飛躍してくるし理解力に乏しいし収集がつかないし…』
近藤「ヒドイ！」
『そうじゃなくて、お妙ちゃん達とガールズトークしてたときに…』かくかくしかじか
近藤「え…キレイになって… 仁和の事からかって来た総悟や他の奴等をギャフンと言わせる為に…」(あの時ちょっとは聞いてたけど)
『うん、この美容論だと 恋するのが近道じゃん』
近藤「つまり…別段 トッシーがどうしても必要だった訳じゃないのね」
『まぁ…代用は利くし…あーあ キレイに成り損ねた』
近藤「はははは、仁和は充分キレイだよ 恋なんて そんなに焦ってするものでもないぞ」
『そうだね…近藤さんは恋してるのにキレイじゃないもんね』
近藤「ヒドイ！」
『あーあ さっさと次の恋でも探そ…』
近藤「恋…ねぇ」
『命、短し なんとやら、ですよ…じゃあ私、トッシーに荒らされた後片付けがありますんで』パタン
近藤「……………だってよ」
沖田「…」コソッ
土方「総悟、おまえのからかい過ぎじゃねぇのか？」コソッ
沖田「うっせ！土方バーカ！」タタタタッ
土方「子供か！コノヤロー！」
近藤「はははは、まあまあ 総悟は素直じゃないから」
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仁和の後ろ姿を捕まえようとするが上手く言葉が出て来ない
沖田「…」
『何よ バカタレドS』
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