☆abmz おそーじ☆3 「頑張ってるか〜?差し入れ持ってきたぞー。」 花井がコンビニ袋を掲げ、勢いよく部室に入ってきた。 俺達は何が起こったか分からず、一瞬固まった。 それは花井も同じらしく、部室内にはしばらく沈黙が流れる。 「あ…、わり…。」 そう言うと、花井は部室から出てドアを閉めた。 その花井の行動も理解できずに、俺と水谷は部室の入り口の方を見て固まったままだった。 すると、再びドアが勢いよく開き、 「って、何で俺が謝んなきゃいけないんだよっ!!」 と、顔を真っ赤にした花井が乗り込んできた。 その様子に、俺と水谷は顔を見合わせ、プッと吹き出す。 それを見た花井がまた怒り出し、 俺と水谷はしばらく花井に説教をくらった。 その間に、さっきまでいきり勃っていたモノは、すっかり萎えてしまっていた。 次の日。 「今度から掃除は皆で残ってやるからなっ!」 有無を言わさぬ花井の態度に、 『なんで?』 『昨日何かあったの?』 などと疑問の声が俺達二人に向けられたが、 俺達はただ苦笑いで誤魔化すしかなかった。 ↓おまけ 「花井…。」 「ん?阿部、どうした?」 「……お前、水谷に変な気起こしてねぇだろーな?」 「…は?変な気?」 「昨日、水谷のあんな姿を見せちまったから…。」 「お前なぁ…、思い出させんなよ…。」 「なっ!何赤くなってんだよ! …やっぱアイツに欲情したんだな!!?」 「アホかっ!!そんなんお前だけだろっ!!!」 初めて花井に頭を叩かれました。 END. 色々やっちまった← 精進します…。 おまけの阿部はキモベだし…; 08.11.16 [*前へ][次へ#] [戻る] |