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双子の宴
感染

憧れた人物からの調教/拘束/媚薬/射精止め/バイブ/尿道攻め







かつて喧嘩で一度も負けたことも無い男が、部下として慕って来ていた青年のアナルに指を差し込み、左右に開く。
くぱぁ、と緩んだそこを覗くと、ピンク色の肉壁に白濁液がこびりついていた。

「ひゃら・・・そうひょう、ひゃらぁ・・・」
「すげぇ、エロいな。こんなに出してもらえて嬉しかったか?」

青年は涙を流しながら首を振る。
それは否定とこれ以上の行為を望んでいないことを伝えていた。

だが男は指を4本入れ、くちゅり、くちゅりと中に残る白濁液を掻き出すように動かし始めた。

青年は散々蹂躙された所への新たな刺激に喉を反らし、噛まされた棒状の猿轡からとろりと涎を垂らした。

「俺もヤマトさんにここ、滅茶苦茶にされて、気持ち良すぎて死ぬかと思った・・・でも今になって思うんだよ。なんであんなに俺、抵抗していたんだろうってさ」
「う、うぅぅ・・・」
「お前も早く、こっち側にこいよ」

な?と今まで聞いたこともない優しい声で言われ、同時にぐちゅんっと指が全て抜かれる。

男が箱の中身を物色する音が聞こえはじめ、青年は恐怖からギュッと目を瞑った。



青年の知る総長は、凶暴で、暴力的で。
話し合いも続いた事の無いほど手が出るのが早い人間で。

青年を含めた腕に自信のある者たちは、その強さに惹かれ、自然とその下に就くようになった。

そうして県下でトップクラスのチームが出来上がった。



それなのに、あのギラギラとした殺気は何処へ行ったのか。
こんな淫靡な笑顔を浮かべ、恥ずかしい恰好をさせられているのに、なぜ抵抗しないのか。

 こんなの、総長じゃない!

青年が恐怖に縮こまっていると、突然生温かい液体が後孔に流されてきた。

「ふぐっ!?」
「安心しろよ。俺、キノトさんに色々、直接教えてもらったから、ちゃんとやり方わかるし」

そういって液体を残らず入れた男は、小瓶を箱に戻した。
代わりに銀色のリングを取り出し、青年の恐怖に萎えたペニスの根元に嵌める。

「お前、まだキノトさんから何もされて無いだろ?だから、俺がキノトさんの代わりをしなくちゃいけないんだ」

うっとりとした表情で、疣がびっしりと付いたバイブを取り出し、青年に見せつけるように躊躇なく咥えた。

口を窄め、じゅるるるっとわざと音を立てて吸い込む。
目に涙を浮かべながら奥まで咥え、口から抜いて、青年に唾液で光るバイブを見せつける。

「ふぅ、ぅう・・・」
「俺、挿れられてばっかで、挿れる側やったことないけど・・・安心して、壊れていいからな」

青年はその言葉に身体が震えあがる。
だがそれとほぼ同時に突然後孔がじんじんと熱くなり始めた。

どんどん熱が膨れ上がり、むずむずとした痒みに襲われ始めたのだ。
突然の症状に混乱しながらも、その痒みを少しでも和らげようと自然に腰が踊りだした。

「ひや、らっぁあ・・・かゆひ、かゆひぃぃ・・・」

ぽろぽろと涙を溢す青年に、男はゾクリと震える。
そして青年のクパクパと物欲しげに開閉する口にバイブの先端を当てがい、焦らすように差し込んでいく。

「!ふ、あぁぁぁあぁ?!」
「気持ちいいだろ?俺も最初、押し広げられる感覚に狂うかと思った」

ゾクゾクと身体を震わせて奥まで突き入れる。

青年は吊り上げられたままの足をビクビクと痙攣させ、襲い来る快感に動けずにいた。
だが男はバイブを掴んだままゆっくりと抜き差しを始めた。

「う、ぁひっうあ!、ひゃら!ひゃ、うごか、ひいぃ、あーーー!!」

肉筒を押し進み、戻るたびに、疣が壁をめちゃくちゃに揉み込む。

それはヤマトによって既に快感を拾うように調教され、さらに男が先程流し込んだ媚薬によって拾い上げる快感が倍増したそこに、あまりにも強すぎる刺激を青年に与える。


ヌププププププププと入り口ギリギリまで抜かれ。
ジュププププププププとまた押し戻される。


時折、くんっと先端を上にあげ、前立腺に押し当てられながら動かされると、青年は悲鳴に近い喘ぎ声を上げた。


「きゃうううっぃあああああああああああ!!ひゃらっひんひゃうぅぅぅ!!ひんひゃ、ひぬ、んあああ!!らめぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

固く瞑った瞼の裏で、ちかちかと光が爆ぜる。

次第に男は動きを速め、中に残留していたヤマトの精液や、吸収されきれなかった媚薬が飛び散るほどのスピードにしていた。

青年は背中を反らせ、身体全体を痙攣させ、絶頂に向かっていく。
だが青年の反り返ったペニスにはリングが嵌められ、吐き出せない熱がどんどん溜まっていくだけだった。

「ひゃああああああああああ!!いひ!いきたいぃぃぃぃ!!いきゃせてぇぇぇぇ!!」

ガクガクと身体を震わせて男に懇願するが、男は興奮で荒くなった息を吐き出しながら首を振った。

「キノトさんは絶対にイかせてくれないんだ。だから、俺もイかせてやれない」
「ひやらああぁぁぁぁぁ!!」

泣きながらお願い、イかせてと懇願するが、男は黙ったまま。
青年は気が狂いそうな快感から逃げることができないまま、喘ぎ続ける。

やがて男はジュチュゥ!と奥まで差し込み、手を離した。

青年はイきたい、イきたいとか細く呟き続ける。
男はうっとりとした目線を青年にむけ、じゃらり、と鎖を鳴らしながら、青年の顔の上を跨いだ。

青年は快感でぼんやりとした頭のまま見上げ、目を見開く。

男の後孔は皺が伸びきり、玩具を飲み込んでいた。

ペニスからはとろとろと先走りが溢れだし、男の内腿を汚しながら伝い降りていた。

「見えるだろ・・・今、お前のもこうなってんだぜ」

そう言って左手を伸ばし、自分が飲み込んでいるバイブのつまみに触れる。

「ここ、スイッチでさ、いっつもキノトさん、最強にして放置するんだぜ・・・なのに、絶対出させてくれない・・・」
「そう、ひょ」
「でも、それがキノトさんの出させてくれない理由で、さ、俺、ケツだけでもイけるようになったんだぜ」

そう笑うと、右手に持った細いバイブを青年の口元でくるくる回す。

「これ、尿道バイブっていって、チンコにぶっ刺すものなんだよ。さっきキノトさん抜いてくれたけど、やっぱでも、ちゃんと俺も言いつけ、守んなきゃだよな」

そう言い、男は左手で自分のペニスを支え、右手に持った尿道バイブを先端に当て。

ゆっくりと中に埋め込み始めた。

「!!!」
「あ、あぁぁぁぁぁぁ・・・」

甘ったるいため息を吐きながら奥まで埋め、手を離した。

ぷるぷると震える先端から除くつまみをゆっくりと回せば、じゅぬぬぬぬぬ!と音を立てて動き出したのが、青年から見ても分かってしまう。

「、ん、はぅっぅああああ・・・」

ちゃり、と乳首から垂れ下がったままだったチェーンをバイブに取り付ければ、恍惚とした表情でアナルに埋めたままのバイブのつまみを上げた。

「あっ!あふ、いい、やばいぃぃっ!!」
「ひゅ!!?」

がくりと上体が倒れ、青年の吊り上げられた足にしがみつく。そのまま出すことのできない怒張したペニスをかぷりと咥えた。

「ううううう!!?」

じゅる、じゅるるるるっ!!とフェラチオを始められる。
熱の溜まったそこへの刺激は既に拷問のようなもので、青年は呻き声をあげる。

だが男はお構いなしに動きを速めて行き、そして青年の中のバイブのスイッチを入れた。

ヴヴヴヴヴヴヴヴとぐるぐるとまわり始めたそれに、青年の口からも甘い声が上がる。

「んぐ、んああ!!?」

ビクビク!と跳ねあがる腰を抑えつけながら、男はそれでもペニスから口を離さない。
それどころかどんどんスピードは増していき、青年は壊れたかのように頭を激しく振って前後から与えられる、過ぎた快感から逃げようともがいた。

「ひぃぃっがあっあ・あぁぁー!!ひゃらあぁぁぁ!こわれ、こわれりゅぅぅ!!いいっいあーーー!!!」

男はガクガクと震える青年の上で、自分自身の腰をビクビクと震わせながら、フェラを続ける。

ちゃり、と動くたびになる乳首に付けられたチェーンを軽く引っ張りながら、開発されたばかりのそこに刺激を与え。

時折、キノトにバイブでぐちゃぐちゃにされたことを思い出しながら尿道に刺さったバイブを上下に動かした。

じゅぶ!じゅぶぶ、ぐちゅちゅ!と淫靡な音楽を奏でながら、男は強く吸い上げ、ようやく口を離す。

はぁ、はぁ、と息を乱しながらも、しかし自分のバイブを一切止めることなく、青年の身体から降りる。

一方の青年は、許容量が超えたのだろう。
止めどなく涎を溢れさせ、身体をびくびくと震わせながら気を失っていた。

「あ、れ、気ぃ失、あ!あふ、はは、ん!ふう、ぅぅぅ!んぁっ!!!」

身体を抱きしめらがら己の身体にも駆け巡る快感を受け止め、震える手で尿道バイブのスイッチを切った。

荒い息を吐き出しながら、ずるずると四つん這いのままキノトから与えられた、卑猥な玩具の詰まった箱へ近づく。

「でも、だめ、まだまだ、足んない、から」

ヴヴヴヴーーーーーと低く唸りながら動き続けるバイブを引きながら、じゅぶん!と音を立てて抜き去る。
その瞬間に男はベッドに顔を埋め、痙攣したように跳ね上がる。

「あ、ひぃぃ、イってりゅうぅぅぅぅ・・・」

うっとりと呟きながら甘美な快感を受け止め、そしてそれが過ぎ去ると、荒い息を整えることなく、箱から小さな袋を取り出した。

それを口に咥えたまま、青年の脚を吊り上げて拘束していたベルトを外す。

ベッドのポールに付けられた別のベルトを取り付け、大の字に拘束した。

「こんどは、俺が気持ち良くしてやるよ」

そういって、口に咥えた袋をぺり、と開けた。






(感染して、拡がって、侵される)




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