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蠢く触手



そこは暗く、木や草の生い茂る山道。


揺れる草の影から何かがユミに襲いかかる。


次の瞬間、視界に映る触手にユミの表情がわずかに歪んだ。


うじゃうじゃと蠢く触手。


粘ついた粘液。


それは知識にはないもの。


それからは恐怖しか感じ取れない。


「な、なに…なんなの…」

必死に逃げようとも、その触手に羽交い締めにされ身体が動かない。


「や、やだ…」


艶かしく蠢く触手。


様々な形容の触手。


ユミは思わず生唾を飲んでしまう。


触手は、大小様々。


手首ほどの太さもあれば、ミミズほどの細さの触手も。


吸盤のついた触手、繊毛がいくつも生えた触手、イクラのようなつぶつぶのついた触手。


中には男根の形をしたものさえあった。


まさに、快楽に堕とすためだけに作られたような形だった。


「す、ごい…なんなの…これ」


思わず口にしていた。

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