銀魂
11
「あ゛あ゛ぁ゛」
『ど…どーしたの、銀時くん;』
情事後、項垂れて寝そべる銀時
「だってよぉ…美穂と初めて合体したのにさぁ…かなり一方的に終わったじゃん…」
『合体って…一方的じゃないよ?』
「えぇ?」
寝そべる銀時の傍にタオルを巻いた美穂が座る
『ずっと銀時くんを好きになっちゃイケないって思ってるのにドンドン好きになって…そしたら、銀時くんに好きだって…更に抱き合えるなんて…凄く嬉しくて気持ちよくて私、幸せ♪』
銀時の背中には花が咲いたように明るくなった
「美穂…オレも好き…大好き!おっ♪」
真剣に話していたにも関わらず銀時の目は一瞬煌めいた
『え?』
銀時の視線があらぬ方をみつめている
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