テニスの王子様
5
自然に彼女の腰が揺れ、俺の肉棒を布腰に刺激した。
俺は、彼女の胸への愛撫を続けながら、頭の中では違う事を考えていた。
このまま、最後までヤりたい。
しかし、後数分にチャイムが鳴ってしまう。
優等生の彼女に、授業をサボらせる訳にはいかなかった。
「美穂。ちょっとタンマ」
俺は胸への愛撫を上げると彼女の瞳を覗き込んだ。
濡れた瞳がやけに色っぽい。
「なぁに?」
彼女は甘える様な口調で言うと首を傾げた。
俺は右手で彼女の頬を撫でながら視線を絡ませた。
「続きは後にしねぇか?」
「えっ!何で?」
彼女の瞳が一瞬にして不安げになる。
俺は頬に口付けをしながら言葉を紡ぐ。
「もうすぐ、授業が始まるだろ?だから続きは授業が終わってからにしねぇか?今日は部活はねぇし、その……両親の帰りも遅いから」
彼女は軽く目を見開くと小さく頷いた。
「うん、亮がそうしたいなら私はそれで良いよ」
「ありがとうな。美穂の事、大切にする」
「うん」
「もう、あんな涙は流させねぇから」
俺は彼女唇に軽く触れるだけの口付けをすると、きつく抱き締めた。
まぁ、続きをしたら別の意味で泣かしちまうけどな。
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