テニスの王子様
5
「あっ…あっ…はぁん……あぁぁんん……ッ!!」
景吾が最奥をひと突きすると、貴女は肉棒をきつく締め付けながら背中を浮かせ達する。
「…くっ……あっ……イくぅ……ッ!!」
貴女の達する際の締め付けに耐え切れずに、景吾は最奥へと白濁の液を解き放つと、乱れた息を整えながら貴女の拘束を解き、きつく抱き締める。
「…はぁ…はっ…おい……大丈夫か?」
「はぁん…あん…大丈夫っ……。」
懸命に息を整える貴女の額に張り付いた前髪を優しく掻き分け額に口付ける景吾。そんな景吾を貴女は背中に腕を回すと弱々しく抱き締め返す。
「なぁ…本当に俺様のモノにならねぇか?誰よりも大切にするからよ…。それとも……もう他に誰か居るのか?」
景吾は優しく貴女の髪を梳き真剣な眼差しを向けている。
「……私は…命を賭けた仕事をしているの。だから…今は特定の相手を作るつもりは…ないわ……。」
あっさりと言い切る貴女に景吾は食い下がる。
「そんな仕事、今すぐ辞めちまえよ。これからは俺様がお前を養ってやる。それじゃ、駄目か?」
「……私の…何処が気に入ったんですか?」
貴女は景吾から視線を逸らす。
「お前が信じるかどうかは分からねぇが、一目惚れだったんだ…。この俺様が…一目惚れなんざした事がねぇから……だから無理矢理抱いちまった……すまねぇな…。」
「……本当に私が好きなら謝らないで……。」
貴女は景吾に愛おしさを感じ更にきつく抱き締める。そんな貴女に景吾は口付けの嵐を降らした。
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