テニスの王子様
16

ベッドの下に手を潜らせると、小さめのスーツケースを取り出した。

「おい、その服、脱げ!」

跡部は美穂の上から完全に降りると、スーツケースをベッドの上に置いた。美穂は上半身を起こすと、言われるままにナース服を脱ぎ始めた。

「その中には何が入ってるのですか?」

美穂が恐る恐るそう訊ねると、跡部は口角を上げ妖しい瞳を美穂へと向けた。

「お前を調教する道具だ。どれを使ってやろうか、今考えてる所だが……」

跡部はそこで言葉を切ると、美穂の上半身をまじまじと見つめた。形の良い乳と、ピンク色の乳首を舐める様に見つめる跡部に、美穂は微かにだが恐怖心を抱いた。

「あ、あの……」

「早く全部脱げよ」

跡部は美穂の言葉を遮ると、早く脱げと促した。美穂は大人しくナース服を全て脱ぐと、両手で秘部を隠した。

「お前、脱ぎっぷりが良いじゃねぇか。気に入ったぜ」

跡部はチラリと視線の端に、美穂が脱ぎ捨てたナース服を捉えると、妖しい笑みを浮かべた。

(あのナース服、いくらで売れるか楽しみだぜ)

跡部のそんな思いを感じとったのか、美穂の顔は耳まで真っ赤に染まった。

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あきゅろす。
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