テニスの王子様
2
「………。」
貴女は景吾の真剣な眼差しを受けると徐々に身体から力を抜いていく。
「……やっと俺様に抱かれる気になったんだな。今夜はたっぷりと可愛がってやるぜ。」
景吾は貴女の唇をペロリと舐めると、微かに開いた隙間から舌を捩込み咥内の奥にある貴女の小さな舌を絡め取る。
「んっ…んんっ…あっ……。」
貴女は懸命に絡め取られた舌を解こうと咥内で動かすが、逃すまいと景吾の舌は執拗に追い掛けてくる。
クチュ…クチュッ…
二人の舌を絡め合う音がシンと静まりかえっている部屋中に響き渡る。
「んっ…もって絡ませてみろよ…。」
景吾は挑発する様に絡めていた舌を解くと歯列をなぞり、己の唾液を流し込みながら好き勝手に犯していく。
「あっ…んんぅ…ふぁ……んんっ…。」
貴女は二人の混ざり合った唾液を口の端から垂らし頬を伝わせながら懸命に景吾の舌を貧る。
「ククッ…中々やるじゃねぇの。」
景吾は満足げに口角を上げると、貴女の腕から手を離しスーツの上から乱暴に胸を揉む。
「んんぅっ!!あっ…んぁ……ッ」
貴女は胸を揉まれた事で舌を解き唇を離してしまうと、離れた唇からダラダラと唾液を垂らす。
「すげぇ……お前、今かなりヤラシイ顔してるぜ。」
そんな貴女の顔を見ていた景吾はゴクンと唾を飲み込み喉を鳴らすと、スーツのボタンを一気に外しブラウス越しに両胸を鷲掴みにし乱暴に揉みまくる。
「あっ…痛いっ……優しくしてよ……。」
貴女は痛みに微かに顔を歪ませ軽く睨み付ける。
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