テニスの王子様
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【貴女は跡部財閥の御曹司、跡部景吾のボディーガード。跡部財閥に景吾を暗殺するという予告状が届き、一日中警護をしている。】

「……ったく…この俺様を暗殺しようなんざ、世の中にはふざけた奴が居るもんだな。」

フンッと鼻を鳴らし腕を組みながら窓際に佇む景吾。

「貴方は…ご自分の立場が分かってらっしゃるんですか?」

呆れながらカーテンを締める貴女。そんな貴女の行動を黙って見つめていた景吾がいきなり貴女の手首を掴む。

「ちょっと!!いきなり何をするんですか?」

「お前は俺様を守るんだろ?どうせならベットの中で守ってみろよ?アーン?」

景吾は貴女の腕を引きベットに向かい歩き始める。

「そんな事をしなくても、貴方位守れます。私が本気で怒る前に離して下さい!!」

景吾の手を払い退けようと抵抗するが、男性の力には敵わない。

「ハッ、腕力で俺様に敵うと思ってんのか?お前は大人しく俺様に抱かれてろ。」

手首を掴まれた侭、キングサイズにダブルベットに押し倒される。

「嫌ぁぁぁッ!!」

貴女は悲鳴を上げ懸命に抵抗するが、両腕を頭上で固定される。

「こんなを事してる間に襲われたらどうするんですか?」

貴女は暴れるのを止め景吾をキッと睨み付ける。

「アーン?その時はお前と一緒にあの世に行ってやる。だから、俺様だけのモノになれよ?お前だけを目茶苦茶に愛してやるからよ……。なぁ…いいだろ……?」

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