特撮
1
『‥‥重い』
寝ていた美紀は体に重さを感じ、目をゆっくりと開けた。
「あ、ゴメン。起こしちゃった?」
そう言って微笑んだのは
黒髪に青メッシュ、そして極めつけの黒縁眼鏡――
そぅ、ウラだ。
『何でここにいるのかな?(黒笑)』
浦「夜這いしにね♪」
お得意の黒笑もウラには
効かず、満面の笑みで変えされたι
『ふざけないで。てか早く私の上から退いて』
ウラは今、私に覆い被さるような格好をしている。
浦「ヤダ」
『いい加減にして(怒)』
浦「何で?もぅ何度もヤってるんだし、今更恥ずかしがる必要ないでしょ」
『煩いなぁ///あんまりそぅいう事大声で言わな―――Σ…んん!!?』
ウラはいきなり美紀の唇を奪う。
それを何とか美紀は押し返す。
そして唇が離れると
ウラは美紀の耳元で囁いた。
浦「何驚いてるの?
何で僕がここに来たか覚えてない?」
美紀の頭の中にふと "夜這い"の一言が横切った。
『(ヤバイ!)』
そう思った美紀はウラから逃げようとするが
時既に遅し。
ウラは胸に顔を埋めていた。
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