るろうに剣心
6

なんていいつつも斎藤も俺も剣心も二人とも俺の中でイッてしまったー、だけど斎藤出しきれていない精液を腹の上で出されつつ
もう暴言を出す気力なんてとっくに無くて、中から二人がいなくなってしまえば俺は、気を失ってしまったー。




「…っんー、此処は…?」


今迄ずっと眠っていた俺は、目を開いた瞬間眠る前にしてしまった事を全部思い出してしまえばがばっと慌てて起き上がるも
のの身体が凄く重くきだるいせいか、立ち上がった時もふらり、と両膝をついてしまったー、両膝をついてから気付いたのは
遅かったけれど、服もちゃんと着てるし先程いた場所と違って見覚えのある部屋ー…俺の部屋にいたー。
誰が此処まで俺を運んでくれたのかは、判っている壁の隅っこの方に座ってるー

「…剣心…ー…」


「拙者は、左之…お前に、」


こういう雰囲気慣れていないせいかこしょばくて何か堪えられなくなった俺は、そっと剣心の傍に寄っては、ぽん、と肩に触
れてみれば、しっかりと俺は、剣心の顔を見つめつつ少し気恥ずかしくいやとても恥ずかしいのを我慢しつつも、


「あの時お前がいてくれて…嬉かった、から…その、おわっ!」


俺の視界には天井が移っている、今日で何回押し倒されてしまうのだろうか、剣心の長い髪に指を絡ませつつも、微笑みながら

「やっぱり、会わねーなんて嘘」



あんなに俺相手に必死になってくれてる剣心を見たせいか何だか今迄胸のふちで抱いていた不安感は、どこかに消えてしまった、気がするー。


「…だからさ、俺をずっとお前が抱きしめとけよ…ー」


返事は帰ってこないが何だか剣心が頷いた様な気がしたのでそれで満足してしまった俺は、また目を閉じようかー。

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あきゅろす。
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