黒子のバスケ
2
「よし、花札しよう」
「「やらないよ」」
へぇ、日向も意外と純粋なんだ。
ハグぐらいで赤くなられちゃ困るなあ。
木吉は特に何も感じてないらしい。
たかがハグだろ、とか言って日向を落ち着かせてる。
綾香は人前での"おさわり"をどこまで許してくれるんだろうか。
うーん、許容範囲が知りたい。
「綾香ー」
『ん?』
「あーんして」
『??』
おずおずと綾香が口を開く。
そこに、噛みつくようにキスをした。
うーん、甘い。
たまにはこういうイキナリするのも悪くないな。
『っ…………///!!!!?』
「いいいいい伊月/////!!!!!!」
「おちつけ日向、これは[きす]だ」
「知ってるわ///!!」
『っふ、……ん…っ』ぴく
「綾香、……好きだ、」
『ぅ、ぁ、っ…////』
誰かに見られながら、っていうのだとなんか違うのか。
いつもより綾香が感じてるような気がする。
脚なんかびくびくしちゃってさ、震える手がぎゅっと俺の服掴んで、すっごいエロい。
日向が失神しそうな勢いで。
やめろバカ伊月人前で綾香になんてことを!!
とか叫んでるのは気にしないことにする。
『っはあ!…俊、くんっ…てっぺいとひゅーが、がっ…みて、』
「気にしない。ね?」
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