ハリーポッター
2
振り返って今度は先生の目を真っ直ぐ見て微笑む
「…何でもない」
「えぇー!そこまで言っておいてずるいです!照れてないで教えて下さいよ」
「照れてなどいない。ほらお湯が沸いているぞ」
先生はデスクに戻る
「あっほんとだ。っっってごまかさないで下さい!まぁ大々分かりますけどね」
「…なら我輩が言うまでもあるまい」
「先生って素直じゃないですね。はいどうぞ」
ピンクのカップを先生に渡す。
「カップが逆であろう」
「いいえ先生これでいいんです」
水色のカップを口元に運ぶ。
「愛する者同士はこうするんですよ。ピンクのカップで飲めば、先生はいつでも私の事を思い出してくれるでしょう?本当は水色じゃなくて黒に…」
「何か言ったか?」
先生は素直にピンクのカップで飲む。
…ピンクのカップを使うセブルス・スネイプ…
こんな光景みんなが見たらきっと大騒ぎね…と思いながら紅茶をすする
「いいえ。でも先生?ピンク恥ずかしくないですか?」
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