ハリーポッター
3
まさか…告白されるとは思わなかった。
「先程、体調不良のため医務室へ行きました。」
グリフィンドールの生徒がいようがいまいが私には関係ないが、今回は何故か気になった。
いつも真面目に取り組んでいる彼女が来ない。
だから珍しいと思ったのかもしれない。
「…一人足りないようだが?」
スリザリンの席で一つの空席を見つけた。
「え…先生、さっき…風邪で休みだと伝えたのですが…?」
…やはり、珍しいから気になるのではなかったか…。
「ああ、すまない。忘れていた。」
気になるのは…あんな小娘が気になるのは…
「…私とした事が…。まさかグリフィンドールで生徒とは」
小さく呟いたが、幸運な事に、誰にも聞こえていなかった。
授業後、
スネイプ教授は、すぐに授業を切り上げ、医務室へと足を運んでいた。
当たり前というか、小さい少女は眠っていた。
「…私はたった一時間さえまともに授業できないくらい、君が好きらしい…」
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